第128話 ダンジョン探索 ③
3人がステータスを確認してみると職業レベルがカンストしていた。
4階層の蜘蛛の数が半端じゃなかったのとレベルが高かったことで一気に上がってしまったらしい。
俺が一瞬で燃やしてしまったため、実感は無いようだが。
そして、サードジョブ枠が開放された。
*ステータス
名前: アカネ
職業1: ソードマスターLv.50⇒剣豪Lv.1
職業2: 武道家Lv.50⇒バトルマスターLv.1
職業3: 騎士Lv.1
性別: 女
年齢: 15歳
レベル: 46
*ステータス
名前: サンドラ
職業1: メイジLv.50⇒ウィッチLv.1
職業2: 回復師Lv.50⇒賢者Lv.1
職業3: 魔物使いLv.1
性別: 女
年齢: 15歳
レベル: 46
*ステータス
名前: セーラ
職業1: プリーストLv.50⇒ビショップLv.1
職業2: 精霊使いLv.50⇒召喚士Lv.1
職業3: 薬師Lv.1
性別: 女
年齢: 15歳
レベル: 46
着実に成長している。
5階層の探索を開始する。
マップで確認すると、いままでと変わっていた。
まず、魔物が1種類ではなくなった。
メインはオークだが、進化したハイオークも混ざっている。
ウルフやゴブリンの進化したハイウルフ、ホブゴブリンもいる。
そして、フロア自体が数倍に拡大している。
6階層への階段はフロアボスのオークナイトが率いる群れが守っているようだ。
「ここからちょっと変わるようだ。魔物は複数種いるし、レベルも高い。油断するなよ。」
「「「はい」」」
「セーラは全員のバフを切らさないように注意しろ。アカネは気配探知をしながら警戒し進め。サンドラはいつでも魔法を打てるように準備しておけ。よし、行くぞ!」
「「「はい!」」」
最初の群れが現れた。
サンドラは魔物使いの職業スキルで弱点が見えるようになったそうだ。
魔法を放ちながら、アカネに弱点を指示する。
アカネの動きも鋭くなった。
セーラのバフ効果も上がったそうだ。
魔物も強くなったが、3人娘もそれ以上に強くなっている。
危なげなく魔物の群れを蹴散らしていく。
しかし、Lv.40を超えている魔物の群れは他の冒険者にはきついだろう。
この階層を越えられなかったことが理解できる。
この階層を越えれば記録更新となるわけだ。
次々と魔物を倒し殲滅していく。
ボスは後回しにし、5階層に残った魔物を消していく。
気付くと3人娘の身体レベルが50となっていた。
そろそろまたレベルリセットしますかね。
強いまま、レベルを1に戻した。
そして狩りを続ける。
一気にレベアップし、ステータスも急上昇していく。
あっという間にレベル30を超えた。
ステータスは一気に1.5倍以上に膨れ上がった。
もうすぐ職業レベルもカンストしそうだ。
ボスを倒せば上がるだろう。
いよいよボス戦だ。
オークナイトだからと馬鹿にしていると痛い目に遭う。
レベルがあるので通常ナイトとは桁違いに強いだろう。
「ひと休みしたらボスを狩りにいくぞ。今回は危険なので俺も手を出す。周囲の雑魚は俺が狩るからボスに集中するように。ポチと風香はフォローを頼む。」
よし、そろそろ行くか。
目で合図をし、俺が先頭でボスの前に立った。
覇気! ボスの群れの動きが止まった。
刀を抜き、風魔法を乗せた巨大なスラッシュを放ち、雑魚を一撃で粉砕した。
さすがボスを守っていた側近たちだ、レベルが高かったらしい。
さらに3人娘はレベアップしたようだ。
セーラが支援、サンドラが魔法で先制攻撃、アカネがトドメのいつものパターンで動き出した。
サンドラの強烈な魔法でナイトが悲鳴を上げる。
アカネが剣を持った腕を切り落とす。
武器が持てなくなり無防備に前かがみとなったボスの首を斬り上げで落とした。
「お疲れ様、今日は6階層の安全地帯で休むことにしよう。」
転職の時間だ。
*ステータス
名前: アカネ
職業1: 剣豪Lv.50⇒剣聖Lv.1
職業2: バトルマスターLv.50⇒魔法使いLv.1
職業3: 騎士Lv.50⇒回復師Lv.1
職業4: 盗賊Lv.1
性別: 女
年齢: 15歳
レベル: 50
*ステータス
名前: サンドラ
職業1: ウィッチLv.50⇒魔王Lv.1
職業2: 賢者Lv.50⇒時空魔導士Lv.1
職業3: 魔物使いLv.50⇒精霊使いLv.1
職業4: 暗黒魔導士Lv.1
性別: 女
年齢: 15歳
レベル: 50
*ステータス
名前: セーラ
職業1: ビショップLv.50⇒巫女Lv.1
職業2: 召喚士Lv.50⇒魔法使いLv.1
職業3: 薬師Lv.50⇒錬成術師Lv.1
職業4: 看護師Lv.1
性別: 女
年齢: 15歳
レベル: 50
サンドラが魔王の職業を得た。
さらに魔法の破壊力が増すだろう。
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