解読士の女の子が暗号(淫語)を古代遺跡で唱えさせられる話

作者 野良 ソウジ

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★★★ Excellent!!!

ヒロインは、妹の病気を治療するため古代文明が残した叡智の結晶とも言える人工知能に辿り着く。そこで知恵を授かるためには、人工知能から課される試練を乗り越えなければならない。

創世記の中で、神は「光あれ」と言われた。そうして光があった。ヘブライ語では、神のことをエローヒームと発音する。そう、エロは神に近い言葉なのである。

私はハルマゲドンの世に神の言葉を伝える巫女として間違いを正さねばならない。世界がロゴスから生まれたのは新訳である。しかし、そんなことはもうどうでもいい。エロの前に人は何者であろうと平等なのだ。

★★★ Excellent!!!

> 言葉とは生きる者の力。 (本文抜粋)

はじめに言葉があった。
創世記にも書いてある通り。

言葉とは、意思を司る。
言葉とは、繋がりを司る。
そして言葉とは、生けとし生ける者の、魂の叫び。

この物語は言葉の大切な事、コミュニケーションの難しさを教えてくれた。

その事実の前では、例え物語中に多少?の淫語があろうとも、その価値が霞むことは決して無い。