新作、失敗しました。そして小説の書き方実験
こんばんは。ようやっと一区切りした自宅お仕事です。
昨日、新型コロナウィルスの緊急事態宣言のニュース、その前後からぽっと沸いた新作のアイディアがありました。
夜中に書き上げ、早朝アップになるようにしました。
「春風ひとつ、想いを揺らして」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895197985
早速読んでいただきありがとうございます。あ、アンケート風のも、あれでお星様もらっていいのかなと言う星の入り方でありがとうございます。一万五千字ほどになっておりました。
しかし私がちょこちょこ入れたパロディ、お気付きになっていただけたのかな? ツッコミがなくて寂しい思いをしております(恥)。
最近時間がないので、執筆時間がどのくらいかかるものかと大まかにはかっています。速度の問題ではないけれど。速くいいものが書けたら、それは最高。
今回の執筆時間は正味二時間半〜三時間程度でしょうか。短編は書き始めたら一気に行かないと、と言う場合が多く、寝不足(笑)
今回、かなり実験をしました。これは読んでくれた方に言うものかなどうかな〜、読者さんに「読解」してもらうものだな、と思っています。ですから、この後は呟きだと思ってください。「それでも読むよ!」と言う方はたくさんスクロールしてください。
大失敗は、最後に。
その一:仕事の普段と、今の普段、の対比
野々ちえさんはしっかり書いてくださったのが嬉しかったです。主人公の身なりや仕事の場面だけではなく、身につけているものから感じる触覚、家の中と外の明暗、それから朝と昼に見た桜とその周りの空気。
彼女の気持ちに合わせて、五感が変わるようにという実験です。
珈琲に浮かぶ桜の白:色の濃淡、ですが、桜は彼女が目を背けて、でももう目を背けられなくなった気持ち。いやでも目について離れない、真白な中に、薄紅色。
その二:感情表現を極力撤廃、主人公の動作と右に書いたモノおよび五感による心情表現
「躊躇った」「手を止めた」「ゆっくり」、こうした表現を排して、彼女の心情を表すには。完璧にはいきませんでしたね。(起きる時にはのろのろ、といってますね)
マウスを叩く指のリズムとか、開けてしまったメールをもう一度画面上で目立たせる操作とか、そういうのを使いつつ。
その三:一人称の廃止、セリフの限定
「私」を避けて、ただ一回だけにしました。
モノローグも全廃にしたかったのですけれど、無理だったな。メール文を撤廃、も回避不可。
さて、私の中には、物語直後の彼女のその後の様子はありますが、読者さんのものとは違うかもしれません。ご想像していただき、少しでもほっこりした気持ちになっていただけたら。
<大失敗>
同題異話SRなのに、自作書くまえに他の作者さんの読んじゃったぁぁぁ!!!!!
これ、自分ルールで読まない! ルールがあるんです。書くまでよまない。これは「筆致は物語を越えるか」も同じ。なんですけれど!
読んじゃった第一弾。タイトルは同じなので省略します。
ゆあん様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895074690
「あっ、久しぶりのゆあんさんの新作!」ともう、即クリックですよ。何も考えなかったよ……。
いつもながら素晴らしいお話でした。大人向けのストーリーです。とても静かな気持ちで考えさせられる作品。
読んじゃった第二弾。
野々ちえ様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895066659
「あぁっ『今日捨て』の友くんの話だ!」
作者に断りもなく勝手に友くん応援隊な自分としては、もう、これも何も考えずに読みましたよ。やっぱり野々ちえさんらしい、読みやすくて綺麗で、清涼感のあるお話でした。
そのようなわけで、上のお二方の秀作を読んでしまって、いざ自分が書き始める段になって、「あれ?」と気づいたというわけです。
ルール破りしちゃいましたが、以上のお話なら後悔するのはもったいないですね。
早速レビュー、お星様、ありがとうございます。
一つ前のツイッター企画小説、初めての魔法使い短編に、既にレビューが追いつきそうです。執筆時間と考案時間比、後者の方が何倍もかかっているところなので、後者みたいなお話を精進したいな。あれ? もしかしてファンタジーより現ドラなのか?(笑)
さて私のは、多くの人に刺さってくれるだろうか? やはり気になるところ。
コロナで普段話したりあったりする人にも会えなくなり、改めて大事だな、と思う人、物事、たくさんあると思います。
皆様が無事でいらっしゃいますように。ちょっとでも元気を。
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