ちょっと複雑な、だけど裕福で幸せな家庭で育った侯爵令嬢のアレクサンドラ。
成長し、田舎町で医師として働くことを決めたアレクサンドラは、住み慣れた家を離れて旅立ちますが……。
道中危険がないかと心配した彼女の両親が護衛を任せたのは、ケネスという青年。どこかで聞いたことがあるような歌を歌いながら、荷馬車の手綱を握を握っています。
ここからお嬢様と護衛の、ドキドキの胸キュン物語が始まるわけです。
ケネスの歌が、妙にツボでした。日本人なら一度はどこかで耳にしたことがありそうな名曲の替え歌がずらり。物語を彩ってくれます。
生まれも育ち方も違うアレクサンドラとケネスは、勘違いやすれ違いから衝突することもありますけど、仲直りして愛を深めていく様子がとっても素敵。
たくさんの恋模様を描いてきた、王国物語シリーズの一作。興味のある方は是非読んでみてください。
複雑な家庭環境でありながら、貴族の令嬢として幸せに育ち、念願の王宮医師となったアレクサンドラ。
けれども、思うところがあり、田舎の街で医師と働くことを決意した彼女が出会ったのは……。
「ポワリエ侯爵家のお家騒動」で登場したアレクサンドラが成長してからの物語です。
他にも今までのシリーズに出てきた人物が出てきたり、それとなく名前とその後が記されていたり……。
王国シリーズを読んでいる読者にはたまらない仕掛けがいっぱいです!
個人的には、アレクサンドラと〇〇(一応伏せておきます)のやりとりに涙腺が……っ!。・゚・(´^`*)・゚・。
興味を持たれた方は、ぜひお読みください!(*´▽`*)