恋愛あり、ファンタジーあり、メロンパンありの一品です!。メロンパン食べて、リラックスしたときに読むと、さらに楽しめるかも?
甘い菓子パンは苦手だけど、メロンパンだけは別。おかげでますますメロンパン好きになりました。そして、好きな子のために訳の分からない暴力を受けながらも生地をこね、焼き上げる主人公、男だねぇ。お父さんと仲良くね。明日もセブンでメロンパン買おうっと。
脳内にいるメロンパン職人と、職人に入り込まれた男の物語。シリアス無しで進んでいくストーリーと、軽快なボケ。でも最後は何かホッとできる、とても楽しい小説です。読んでいて本当にメロンパンが食べたくなった…
我々は「メロンパン」という文字列だけでメロンパンの味、香り、手触り、歯応え、メロンパンを好きだった誰かの白い指、その全てを思い描けるほど、メロンパンを食べてきたのだな。そんな小さな驚きを覚えた。