第501話【番外編 祝500号記念 作者の独り言】
皆様ここまでお読み頂き有難うございます。
とうとう500回に到達することが出来ました。
思えば長い道のりでした。
2020年の正月に一念発起し、何か書こうと考えを巡らせて半月。
初めての作として書き出したのがこの「最強魔法戦士は戦わない ~加藤優はチートな能力をもらったけど、できるだけ穏便に過ごしたいんだあ~」でした。
元々は管理職として自分の子供達よりも若い部下達とのコミュニケーションの難しいさを感じていた時に、とあるセミナー講師に「SNSやこういった作品を読むことで若い人達の感性に触れるのが良いのでは」とアドバイスを頂いたことに端を発します。
それからこういったラノベと呼ばれる作品を読み始めたのですが、まさか自分で書くとはその時は思ってもみませんでした。
多くの作品に見受けられる画一的な内容は、今の若者を象徴しているかのようにも思われましたが、その中でも「えー、そんな展開なのっ」というような、ベストセラー作家と比べても見劣りしない作品もあり、自身楽しんで読むようになったものです。
書き始めてから気付いたのですが、自分の文章力の無さにほとほと呆れました。
あくまでも中高生や新入社員くらいに読んでもらうためには、ビジネスで培ってきた固い文章は全く役に立ちません。
難しい言い回しや固い文章にならずに、それでいてチープにならないようにするための表現方法については研究を重ねてきましたが、未だ難しく迷走しています。
自身で読み返してみるとその迷走の後があちこちに散見され、ひとりで赤面してしまうものです。
またストーリー作りにしてもなかなか柔軟な発想力が出来ないものです。
子供の時は空想好きでしたが、長年の社会人経験が頭を固くしてしまうのでしょう、「こんな展開はあり得ない」とか「こんな唐突な」とか思ってしまうのです。
設定とか背景とかそんなのに拘り過ぎたり、そのための説明に文字数を使いすぎたり。
でも、よく考えると子供の頃に見ていた特撮とかはその辺りずいぶんいい加減でしたよね。
突然ウルトラマンが出てきて怪獣を斃すけど、スペシューム光線で飛び散った怪獣の残骸って結構大きかったですよね。
あんなの誰がどうやって片付けているのかなんて、あの頃は全く気にしていませんでしたし、話しの辻褄なんてどうでも良かったのですよ。
そう考えると、異世界もののラノベなんて、読んでいる時に気持ちが良かったらそれでいいのかもって思ったりもして、事実そんな風になっている箇所もあります。
後、「○○視点」って書き方。
書き始めた頃は場面展開やその場面の語り手をハッキリさせた方が分かり易いんじゃないかと思って始めたんですけど、実際ちょっとくどいですよね。
感想欄でも頂いて反省しているのですが、始めてしまったので今更止めることもできず....
他の作品では「○○視点」は止めました。
つらつらと愚痴ばかり書いてしまいましたが、また、こういった愚痴を書く機会を頂けたらと思っております。
今後も続けていきますのでよろしくお願いします。
まーくん
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