426.なにゆえに私は音楽が出来ていないのだ
何故だ。なんでだ。なにゆえだ。
書く作業ははかどっているし、自サイトにも記事を追加し続けているし、KACだって完走出来た。なのに、どうして私は作曲活動が全然出来ていないのだ?
眼鏡が歪んでるから……。
今日浮かんだ言い訳はこれ。
いや、眼鏡が歪んでたって、死活問題になるほど歪んではいない。現に書く事は出来ているだろう。なら、三時間くらいで終わると推測されるパブリックドメインのアレンジくらいしろよ! と、強く思うのです。
でも、出来てない。全く出来てないしやる気が起きない。
もはやこうなると、私は音楽でお金をじゃんじゃん稼ぐという方向性は無理なんじゃないかと思ってくる。よほどメンタルが整っていて、どしっと構えられる日じゃないと音楽が出来ないというのは致命傷なんじゃないか。
かつて無雲の同級生は、入院先のベッドの上でもQY-70(*YAMAHAのポータブル音源付きシーケンサー)を駆使して作曲をしていた。仲良しグループの皆で即日お見舞いに駆け付けたら、彼はへらへらと曲を作っていたのだ。何て奴だ。と皆でマックで語り合ったものだ。
しかし彼はその後、音楽で世界に羽ばたいた。国内で人気が出ただけでなく、海外のゲームの音楽を作ったり、海外でライブを行うなど、メジャーでこそないがコア的な人気を誇ったヲタクの神みたいな存在にまで上り詰めた。
さて、ここで私を見てみよう。
何かと理由を付けて言い訳をしては音楽を作らない。そして書いてばかりいる。
何がそんなに面倒なの? ってなってくる。何が面倒なのか。MIDIキーボードを引き出すのが面倒なのか、それともヘッドホンをするのがうっとおしいのか、それとも他に何か原因があるのか。
呼吸するように出来る物事こそ、将来的にお金に変わってくれるんだと私は思っている。今、呼吸するように出来ているのは書く事だけだ。
確かに、音楽ソフトは扱うのが大変だし、音を選ぶ作業だけでも数時間かかる事もあるし、打ち込み作業なんてポチポチとひたすらクリックを行う地味な作業だ。
でも、書く事だって地味だろう。キーボードをかちかちしているだけなんだから。
でも、どんなに具合が悪くても出来ているのが書く事で、全身が整わないと出来ないのが音楽なんである。
何故こんなにやる気が起きてこないのか。自分の頭をかち割って調べたくなってくる。そもそも、私は眠いのだ(ぇ
ほら、言い訳だけはどんどん出て来る。
作った後、オーディオストックに送ると厳しい審査が待っている事。それが憂鬱なのか? いや、そうでもないだろう。それくらいの壁は無いと困るんである。商品の品質維持のためにも、審査は無くなってはいけないと思っている。
そもそも、その理論で行けば、カクヨムコンの結果を待っている今の状態に耐えられなくて書けなくなっていてもおかしくはない。でも、書けているんだからその理論は破綻する。
要するに、全体を振り返ると、無雲はだらけているんである。怠け病である。
〆切があれば、そこまでしなくても……ってレベルで素早く仕事するのはKACで分かった。猶予は二日ないし三日あったのに、お題が出て一時間で短編を書き上げてその後三十分以内には公開していたのだから。
音楽には〆切が無い。だって頼まれて作ってるわけじゃないし、何も請け負ってないから。
オーディオストックは、自発的に作った曲を自分のタイミングでアップ出来る。コンペの場合は違うが、今月のコンペに対して無雲は曲を作る気持ちが起きていない。ちょっと今月のコンペの楽曲は無雲的に難しいんである。
というわけで、〆切も何にもないとだらだらしていつまで経っても働かないのが無雲だという事がお分かり頂けたでしょうか?
この生来の面倒臭がりさ、だらけてしまう性格、怠けるのがデフォになっている生活スタイル、全てが駄目なんであります。
もうちょっとさぁ……音楽頑張ろうぜ私。何か目標でも設定した方がいいかもね。くすん……。
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