344.「こんなに辛い思いしてまで生きていたくない!」と泣き喚いた日。そして不眠になる。
むぅ。グルグルと色々考えて夜中まで眠れず、途中で強烈に眠くなる抗鬱剤を投下して、何とか眠りました……が。
昨日の事です。昨日も音楽関連ソフトのセットアップをしていました。最後の最後、EastWestのQL Raという音源を入れるのに手こずっていて、二度に渡るサポート窓口とのやり取りの上、まだ本日朝の段階ではそのソフトは入っていない状態です。
こういう、難しい作業をしていると、とても疲労してストレスも貯まります。イライラするし、心がオアシス(タバコ)を欲しがってしまうのです。
おいたんに、切羽詰まって言いました。
「一本だけ許可してくれ!!」
おいたんは困ってこう言いました。
「ご両親に聞いてきな」
取り乱して両親の所に行くと、案の定こう言われました。
「良いよ、とは言えない。病気が病気だから」
そして、無雲の中でプツッと音がしました。
「禁煙でこんなに苦しい思いして、ストレスを抱えて。こんなに苦しい思いをしてまで生きていたくなんかない! 禁煙のストレスでどうにかなりそうだ!」
両親は冷静にこう言いました。
「自分で、決めなさい。人のせいにしない様に、自分で決めなさい」
おいたんの所に戻って涙ながらにこう言いました。
「もう、発狂しそうになったらそのタイミングで吸う! 我慢の限界!!」
***
闘病だけしていた二か月半の間は良かった。闘病だけしていれば後は何もしないでいたから、ストレスレベルが下がっていた。何もしないって事は、ストレスが掛かる局面に出会う事もほぼ無いから。
でも、新しいPCが来たり、時間に余裕が出来て仕事をある程度再開してからは事情が違っていた。
私の体感としては、私のやっている仕事はお外で働くよりもストレスは全然掛からない。しかし、全くストレスが掛からないわけではない。
何もかもが自己責任。全て自分の裁量で行い、全責任が自分に掛かってくる。音楽にしても、自サイトにしても、自分が自発的に頑張らないと一円にもならない。職場に行って言われた作業をこなせば時給が入ってくる状態とは違う。自ら動かなければお金は入って来ない。
それに加え、音楽関連ソフトのPC移行というのは、とても大変な作業なんであります。USBロックのソフトはさほど難しい作業は伴わないけども、PC内部にロックがあるEastWest製のソフトなどは、本当に大変な作業を伴う。サポートセンターに何度か依頼を掛けないと、ロックの解除・移行と何もかもできない。まだ移行が完了できないほど、そこには膨大な作業が待っていた。
貯まるストレスに、今までの人生の半分を喫煙・飲酒という嗜好品二大巨頭で対応してきた無雲。体もニコチンに依存しているが、何よりメンタルがニコチンに依存していたのです。
***
はっきり言って、こういうのって黙っていれば分からないのです。
「禁煙しました」
って表では言っておいて、リアルでは吸っていたってバレないのです。しかし、今までも色々な事を正直にお話ししてきた私としては、そこを黙っていて嘘をついている状態になるのは本意ではありませんでした。
この二か月半は完全禁煙してました。
しかし、これからは『発狂しそうなくらいタバコを吸いたくなったらそっと一本吸って落ち着く』というスタンスにしようと思います。
いちいち、「吸いたい!」って発狂してたら、仕事にならないしメンタルにも悪いからです。
これからも、基本的には禁煙の立場で居ようと思います。大っぴらにバカバカ吸う事はしないですし、暇つぶしに吸う事もしないでしょう。両親の前では基本的には吸わない様にします。こそこそと、そっと吸います。
「私も甘いもの我慢するから無雲ちゃんも禁煙頑張って」
と言ってくれたアメさん。
「髪の毛を坊主にするから」
と言ってくれたともはっとさん。
他にも、皆様から応援・励ましの声を沢山頂きました。本当にありがとうございます。
しかし、無雲も弱い部分がある人間です。いつもスーパーヒーローのように頑張り続ける事は不可能なのです。
そして、黙って隠れて何かをする事を良しとしない、馬鹿正直な人間。それが無雲クウォリティーなのです。
***
思ったよりもきつかったです、禁煙。ダメだダメだと言われると、余計に吸いたくなってしまう。それもまた私の性格の難しい所なのでしょう。
これからは、一日に一本かもしれないし、五本かもしれない。それは分かりませんが、上手くタバコと付き合っていけたらな、と思います。
昨夜は、タバコと自分の事、皆様への申し訳なさなどを考えていたら、夜中の一時過ぎまで眠る事が出来ませんでした。久々に薬の力を借りて、何とか寝た感じです。
どうやってこの事実を伝えよう、どうやって弁明しようなどと考えていました。
もしかしたら皆様を怒らせる結果になるかもな。と思うと、悲しくなっていたたまれなくなりました。
そして、追い詰められた私は愛煙家として逆切れしたのです。
「そんなにタバコが害悪なら、売らなきゃいいじゃねぇか!」
まさに逆切れです。そう、そこら辺でホイホイ売ってるのに、病気になった途端に規制されるもの。それがタバコと酒。他には塩分と砂糖とかがありますけど。
特に、タバコと酒は完全なる嗜好品。嗜好品二大巨頭です。無くても人生困らないものです。必要な栄養素でも無ければ、その味を知らなければ知らないで何も困らないものです。
しかし、無雲はその禁断の味を知ってしまったのです。それは、若気の至りでもあったし、好奇心としての行動でもありました。
「タバコを吸ったらストレスが緩和されるのかな?」
吸ったきっかけも、ストレスによるものでした。
ストレス耐性が極めて弱い無雲。禁煙のストレスには勝てませんでした。ここに、ニコチンへの敗北宣言をいたします。
「君の誘惑には勝てなかったよ。大した悪魔だな」
まさに悪魔です。悪魔の嗜好品ですタバコは。でも、そこら辺で売ってます。二十歳以上なら誰でも買える手軽な悪魔です。
若い頃にタイムスリップ出来るなら、新橋の自販機で最初の一箱を買った自分をぶん殴りたいです。
「それは辞めておけ! 後が大変だぞ!!」
今日は長い文章になってしまいました。長々と失礼いたしました!(*- -)(*_ _)ペコリ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます