235.夫婦でDVD鑑賞会。色気? ねぇよそんなもん!(笑)
いや、あのですね、今日は夫婦でDVD鑑賞会したんですよ。
お掃除は先週の金曜日にしたからまだしなくていい事にして、おいたんがいたら創作関連ははかどらないし、昨日頑張って曲作ったから今日は休養しよう! という事で、おいたんとDVDを鑑賞する事にしました。
で、その内容が……
『丹波哲郎・霊界に関する講演会』
のDVD(笑)。
おいたんがポテチ(大袋)を買ってきて、二人でむしゃむしゃ食べながら霊界の話に聞き入ります。何度も観ているおいたんは途中でいびきをかいてガーガー寝ている。
私とおいたんの間に、『色気』というものは存在しません。
嘘のような本当の話です。
おいたんがまだレンタルビデオ店の会員だった頃、借りてきてくれるDVDは『ゲ〇ゲの鬼太郎(実写版)』『ピー〇ーラビット』『パディ〇トン』などの幼児向け作品ばかり。私の事を幼児か何かだと勘違いしているのか? ラブロマンスなんて間違っても借りてきません。
その状態でラブラブイチャイチャタイムが展開されるわけもなく、いつもお菓子をむしゃむしゃ食べながらおいたんという名の副音声の話に集中力が遮られるのです。
おいたんは、映画を観ている時とてもうるさいです。映画の展開が理解できない事も多く、感想も思ったことを全部その場で口に出すのでうるさいです。
普段テレビを観ていてもうるさいです。ニュースでも、CMでも、とにかくうるさいです。ひとりで喋ってます。
母は、「ちょっとおいたんさんとは映画は観たくないかも」って言ってます(笑)。
でも、私はこの状態に慣れてしまいました。『シン・エヴァ〇ゲリヲン』とかガチで集中したい作品は一人で観ましたしね。
おいたんは、このようにムーディーな雰囲気を作るのがとても苦手です。これについて、とっておきのネタがあるのですが、こちらのエッセイの特性上書いていいモノか悩む。いや、でも書いちゃうか(笑)。
あれは、まだ無雲とおいたんがお付き合いしていた頃、ちょっとイチャイチャな時でした。後ろのテレビで、号泣議員の会見のニュースが流れていて、「僕は悪い事してましぇーん!!!」という絶叫と号泣が聞こえてきます。しかし、おいたんは気にせずイチャイチャモードでした。
私は、「こいつ、BGMとしての号泣議員が気にならないのか!?」と、とても驚いたものです。
ムードを大切にしない男。
それがおいたんなのです。
おいたんは、どちらかと言えば鈍感。っていうかもろ鈍感。そして大雑把。言い換えれば雑。良く言えばおおらかです。細かい事は気にしません。
無雲は、どちらかと言えば細かい事が気になり、雑だけどこだわりは強く、周囲の顔色は窺いまくる人間です。
無雲みたいなイライラしがちな人間には、おいたんのようなおおらかな愛情を持った人がいいと、今更ながら思います。
もうね、おいたんが今の職場で「明日から来なくていいよ」といつ言われても受け止める心づもりは出来ています。
おいたんが出ていくと言ったら、「どの面下げて実家に帰るんだ。それこそお義母さんにはいい迷惑だろう」と言い放つつもりです。
最近、無雲は自分のメンタルがどんどん強くなっていくのを感じて、同時に『鬼嫁』と呼ばれるに等しい夫のケツの叩き方だと思います。
しかし、その『鬼嫁』っぷりも、一重に愛の賜物なのです。
無雲は、今はメンタルが健康に保てるなら多少太ってもいいと思って、好きなものを食べて好きなものを飲んでいます。それで元気で居られるなら、それでいいかなって。ダイエットは後からでも出来るし。
まぁ、好きなものって、要するに芋系のお菓子なんですけどね(笑)。飲み物ってのは酒なんですけどね(笑)。
食事の栄養バランスには気を付けているので、普通に食事してるだけなら痩せると思います。現に父は即身仏並みに細いですし、母も最近五キロ痩せました。
母は、酒を控えて夜のお菓子をやめたらダイエットに成功したそうです。
なので、無雲は母にガン見されながらもしゃもしゃとポテチを頬張って晩酌しています。それが至福なんです(笑)。
なんだか、DVDの話からかなり話が逸れて参りましたが……。
とにかく、おいたんと無雲は何をするにも色気が無いですが、それでも夫婦仲はいいし会話は良くするので、これでいいやって思います。
夫婦の形も人それぞれ。無雲家には、今日も色気がありません!!
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