第18話 銃撃戦の後

赤木

「レギー中佐」

「赤木か」

俺達が態勢を整え、大神殿に入ると、レギー中佐が立っていた。

その近くには倒されたクラウザーが死んでいた。

何故が左腕が気持ち悪い羽根になっているが……

「倒したのか……」

「ああ。何とかな……」

「隊長!傷が!」

「ああ。今打つよ」

レギー中佐が俺が渡したスティムを打った。

負傷した傷が回復した。

「このクラウザーは俺の元同期だった。さすがに仲間だった奴を殺すのは、心が痛むよ……」

「そうだったのか……」

言われてみれば、クラウザーはアメリカ系の白人だった。

右腕にはグリーンベレーの入れ墨が彫られていた。

「……せめて安らかに眠ってくれ……」

「戻ろ、レギー。報告しないと」

「ああ。分かった」

「後続部隊が到着しました。我々は早く撤収した方が良いです」

「ああ。移動しよう」

レギー中佐の顔が少し暗い。当然だ。かつての仲間を殺したのだからな。

そして俺達は王国に帰投し、軍基地の司令官室に向かった。







セベラル王国軍基地 司令官室

「そうか。クラウザーが……残念だったな」

「……はい」

「とりあえず、任務は遂行出来たな、よくやった。後は後続部隊の報告を待てばいい」

「分かりました」

「さて……冒険者の皆には礼がまだだったな。後で送っておく。それはそれとして、よくやった。感謝する」

「……また困った事があれば、俺達を呼べ」

「ああ。そうさせてもらう」

とりあえず報告を終えた。

これでいいのか?いいよな?

「赤木、加奈子とドク、部下が世話になった。ありがとう」

「いや、礼を言われるほどは……」

「借りが出来たな。いずれ返す」

話聞けや。

「ありがとうございます、赤木さん。助かりました」

ドクも礼を言った。

「おいおい。気が狂うなあ」

「赤木君。素直に受け取りなよ」

「まあ、そうだな」

ここは素直に受け取るのが一番だな。

「今後も依頼する。またよろしく頼むよ」

「了解。じゃ、俺達はこれで」

「ああ。じゃあな」

俺達は依頼を達成させ、この軍基地から去った。







ゼロ

「……レギー」

「何だ?」

「少し休め。顔色が悪いぞ」

「…………」

「レギー……」

「ああ。分かっています」

……大丈夫か?顔が死んでいるけど……

すると、電話がかかった。

『ゼロ司令官。こちら後続部隊』

「ああ」

『大神殿の調査が終わりました。調査の結果、付近に無線機を発見しました。音声記録には捕獲派の誰かとの通話が残っていました』

「内容は?」

『部隊は待機せよとの事でした。おそらくまた作戦行動をとるつもりだったのでしょう』

「解析して足を辿れ、捕獲派の誰かに繫がっているかもしれない」

『了解です。何か分かりましたら、報告します。では』

報告を終え、電話の受話器を置いた。

「まだこの事件は終わっていない。気を抜くなよ」

「了解」

「了解~」

「了解です」





21:42

シェアハウス セレナの部屋

「明日は休みだ。プリスキン達にも伝えた。しっかり休めよ」

「うん。分かった」

依頼を達成した俺達は家に帰り、シノ達に祝われて、夕食を食べて、風呂に入って、セレナに誘われてセレナの自室で話していた。

なぜ誘われたかというと、疲れた私にご褒美を頂戴との事。

まあ、セレナも兵士達を助けたりサポートしたり色々頑張っていたからな。

褒美は当然か。

「何が良いんだ?」

「ん~?そうだね……膝枕」

「膝枕?」

「うん。それでお願い」

「分かったよ」

俺が許可したら、セレナが俺の太ももに頭を付けた。

「固くねぇか?」

「丁度良いよ。ありがとう」

「頑張った奴には労うのが当然だ。俺も、疲れたな……」

「お疲れ」

「ああ」

……さて、ここで言うか。

「セレナ」

「ん?」

「この前の返事がまだだったな」

「この前の?……ああ、そうだったね。それで、返事は?」

「……最初から決まっていた。イエスだ」

「…………え?」

「だから、イエスだって」

「……本当?」

「もちろんだ」

すると、セレナの顔がだんだん赤くなっていく。

「……良かった……嫌って言われたら……」

「おいおい泣くな。初めから決まっていたんだ。あの時……秋葉原で初めて会った時からずっと」

「え?」

「純粋で、俺の事が本当に好きな奴は……お前が初めてだ」

「赤木君」

「呼び捨てで良い」

「……赤木」

「ああ。やっぱりそっちの方が良い」

「……恥ずかしい」

「俺はそう思わない」

「こんな時は誰でも恥ずかしくなるはずでしょ?」

「残念ながら、俺は一般人とは違うからな」

「……遠慮がない」

「そうだ。よく分かっているじゃないか」

「……」

「それを踏まえてセレナに質問だ」

「何?」

「今夜はどうする?」

「……え?」

「リアルの付き合いは短いが、ゲームでの付き合いはかなり長い。俺はお前の事はだいたい知っているぞ」

「……それって」

「俺に言わせるなよ。恥ずかしい」

「…………」

「決めるのはお前だ」

自分自身で考えて、決めろ。

セレナはしばらく悩み、考えがまとまったのか、俺の太ももから起き上がった。

「…………」

顔が赤いし、少しトロンとしている。

これは……

「…………」

後押ししてやろう。

デバイスからある物を実体化させる。

「異性と夜を共にしたい奴にオススメの薬だ」

「……!」

「錠剤タイプで、効果は高い」

「…………」

「俺が怖いか?」

「……怖い。これから赤木君が何をするのか……凄く怖い」

「また君付けになっているぞ。安心しろ、気分が良くなる。俺が保障する」

「……分かったよ。それ、飲むよ」

「オーケー。そのまま飲めよ」

俺はセレナに錠剤を渡す。

セレナは錠剤をしばらく見た後、勢いよく錠剤を飲んだ。

「…………!ハアッ……ハアッ……」

「効果は絶大だな」

「あ……赤木……ハアッ」

「その状態なら、大丈夫だな。さて」

俺はセレナをベッドに寝かせ、窓のカーテンを閉め、部屋のドアのロックをする。

すると、セレナが何か魔法を使った。

「何やったんだ?」

「……防音魔法を……かけたの……」

「ナイスだ」

俺はセレナに引っ張られ、ベッドに倒される。

おいおい。セレナは意外にぐいぐい引っ張る系か?

「……ハア……ハア……」

「もうやるのか?」

「……(コクッ)」

「……実際にやるのは初めてだ。痛かったら言えよ。あと……」

デバイスからあるクッキーを出す。

「避妊薬代わりだ。ゲームでもあっただろ?よく使う奴が多くて、規制された代物だ。こいつがあればまだ大丈夫だ」

「…………」

「早く寄こせって?分かったよ。一緒に食おう」

二人一緒に避妊薬のクッキーを食べた。

「よし。じゃあ……やるか」

「……うん」

お?顔がそれっぽくなってきたね。

「えーと、まずはキスか。」

「……キス……」

セレナはキスを受け取る姿勢に入っていたね。

「準備早えよ。どれだけキスしたいんだ」

「ハア……ハア……」

「興奮しているのか?それとも、愛おしいのか?」

「……両方」

「分かった。じゃあ、」

俺は早速セレナにキスした。

「ん……ん…………んあ……んん」

やばい。自分を止められない。セレナにキスするのを止められない。

「ん……赤木君。結構……激しい……」

「仕方ない。戦闘意欲と性欲はセットだからな」

俺はキスを続ける。

俺もセレナが好きだ。ゲームの時だけじゃない。

プライベートでもクエストでも、優しく、純粋で、こんな女と会ったのは、もしかしたら、初めてかもしれない。

「ん……ちゅ……んん……」

もうこれ以上は止めよう。疲れてきた。

俺は猛烈なキスを止めた。

「ハア……ハア……ハア……」

「つ、疲れるんだな。キスってのは」

「ん。……そうだね」

「一つ学んだ事で、次は……」

「……ダメ」

まだ何も言っていないぞ。

「何がダメなんだ?」

「……これ以上は、私がもたないから……」

「俺は余裕で大丈夫だ。良いだろう?」

「…………」

セレナは弱々しく指でバツを作った。

でも、顔は明らかに待っている顔だ。

「それは……誘っているのか?」

「…………」

「しょうがない奴だ。何なら、俺がリードしてやろう。それでいいだろう?」

「…………んん」

首を縦に振るセレナ。

じゃあ本戦を始めますか……

そう思った所で、ドアが突然ノックされた。

チッ。誰だ?これからの楽しみを邪魔したのは?

「わ、私が出るね」

「ああ」

セレナが呼び出している主に出る。

「はい……」

「俺だ。プリスキンだ」

「プリスキンさん?」

プリスキンだと?

「どうしたの?」

「今、赤木は中にいるのか?」

「え!?いや……あはは」

「いるのは分かっている。赤木、来い」

プリスキンにはお見通しか。仕方ない。出るか。

「ほいよ、どした?」

「やっぱりか。呼び出して正解だぜ」

「何だよ」

「シノ達がセレナの部屋に突入しようとしていたんだ。だから、お前がする前に忠告しに来たんだが、する直前で良かった」

「あいつらが?…………もしかして覗きに?」

「それと脅迫材料を見つける為だろ」

危ねぇ。止めておいて良かった。

「だから、赤木、今すぐ自室に戻れ。あと数分でシノ達が来るぞ」

「チッ。まあいいや、セレナ。続きはまた今度だ。いつか必ずな」

「う、うん。分かった…………」

顔が赤いままのセレナが答えた。

「じゃあな、セレナ。おやすみ」

「おやすみ」

セレナの部屋のドアが閉まり、俺とプリスキンはそれぞれ自室に戻った。

あと少しだったのによ。

まあ、また今度にすればいい。

プリスキンには感謝だな。後で礼を言わないとな。







0:32

「んん……ああ……ハア……」

「ふっ……ふっ……」

任務帰りの夜、家に帰り、落ち着かなかった俺は深夜に裸の加奈子とベッドでセックスしている。

元同期、クラウザーを殺してから落ち着けなかった俺を落ち着かせる為に、加奈子が誘ってくれたのだ。

「いや……来てる……レギーの……ああ……んん」

「…………」

俺は精一杯腰を振る。

自分の一物から白い液体を加奈子のアソコに送る為に、逸物を加奈子のアソコに挿入し、腰を振る。

どれくらい振ったんだ?五分……いや七分か?

時間の流れをあまり感じない。

それぐらいこのセックスが天国のように感じているのだろう。

そして、

「んん!」

「あ、ああああ……」

俺の股間に付いている逸物から、精液を加奈子のアソコに射精した。

気持ち良すぎて逸物がビクビクしている。

「ハア……ハア……ハア……」

「ハア……ハア……ハア……」

一通り行為を終え、俺達は一息ついた。

逸物から白い液体が付着していて、加奈子のアソコにも付着していた。

「レギー……満足した?」

「足りない……満たされない……俺の心は……ずっと……」

「レギー……ん」

俺は加奈子にキスをする。

「だから、加奈子。俺を満たしてくれ」

「良いよ。だって、小学校の頃からレギーを満足させるのは私だけだよ。任して」

「加奈子……」

「レギー……んん!」

俺はもう一度加奈子とオナニーして、もう一度射精した。

「ああああ……レギー、今日は……結構激しい……」

「満たす為には激しくする。それだけだ」

俺は加奈子に激しいキスをする。

興奮で出てくる涎が、加奈子の口に入る。

「加奈子は昔から、エロい女だ。あの時からずっとな」

「そんな……レギー……恥ずかしい……」

「俺を満たしてくれるのはお前だけだ。昔からずっとな」

「レギー……愛してる」

「俺もだ…………」

もう一度加奈子に激しいキスをする。

お互いに抱き締め、愛し合った。

…………初めてセックスしたのは小五の林間学校だ。

あの時は仲間全員、引率の女性の先生も一緒にローテーションでセックスした。

あの時の女子の名前は覚えていないが、皆エロい顔をしていた。

ある時、林間学校の和室で、同性の仲間三人と女湯に覗きに行った。

バレてしまったが、共に過ごしてきた仲間だ。

なんか知らないが、許容して、そこでたくさんエロい事をした。


『レギー、ジャンケンで勝ったから、私を好きにしても良いよ』

『本当に?』

『ええ。どんと来なさーい』


最初にエロい事をしたのは……金髪の同級生の女子の……誰だ?名前が思い出せないが、その子にいろんな事をした。

キスしたり、ベロチューしたり、乳首押したり、バスローブを剥がしたり、股に俺のアソコを付けたりしたのは覚えている。

そうだ。仲間達が俺と同じ事をした後だ……


『じゃあさ、男の子の精液を見せてよ』

『は?』

『保健の教科書だけじゃあ分からないから、あんた達、さっさと出しなさい』

『なぜに?』

『私、見てみた~い』

『私も~』

『わ、私も……』

『どうする、レギー?』

『願ってもない女子の頼みだ。お前ら、いっぱい出せるな』

『ああ!』

『おう!』

『……うん』


あの時を思い出したら、恥ずかしいな。

女子に自分の逸物を見せ、更に自分でシコれと言うんだぞ。

当時は小学生だから自覚はあまり無かったが、頭おかしいなあ、俺達。

男の俺達もおかしいし、男の逸物に興味深く見る女子もおかしかった。

まあ、そのおかしい女子と夫婦の関係になったが……


「レギー?」

「……ん?」

「終わりなの?」

ようやくここに頭が戻ってきたな。

「まだだ。もう少しだけ俺を満足させろ」

「ん。了解、隊長」

そして俺達は朝までセックスしたのであった。

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