文章力の違いに慄いておりました。
国についてもきちんと説明されており、後々関係してくるのだろうなと頭に刻みつけております。最近は頭を空にして小説を読んでばかりいましたので、このような中身の濃いであろう内容を読む機会を頂け、とても嬉しく思います。
アクリル板さんは、教養のある方なのだと感じられ、この小説等の文脈、盛り上げ方、文の使い回しなど・・・他にもアイディアを増やすためにも歴史や国の詳しい政治体制等をもっと深く学ぼうかと思えました。
既にワクワクとしてしまい、1話ごと進んで読むのがとても楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます。
国の説明はある程度まとめてしないと、記号みたいになってしまうかなと思い、かなり持って回った感じになっています。一方、割りと人名はさらっと流してますが。
しばらくはこういった展開が続きますが、一応序盤のメインは最強のヒロインの後ろに付いていく最弱の少女(主人公)といった感じです。
編集済
こんにちは、丁寧に拙作を見ていただいておりますので、ひとつ気になっていた箇所をご確認したいと思います。
私の読み込み不足だと申し訳ないのですが、最後の段落で帝国の財政が逼迫する理由が、いまひとつ解りませんでした。同盟国からの朝貢が戦費を上回ることに、何か重要な経済的な要素があるのでしょうか。
以下、ご返信を受けて
ご丁寧に解説いただきありがとうございます。
朝貢には必ず返礼が必要で、その返礼が戦費を超えるほどになることもあり、それによって財政難に陥っていた、ということで理解いたしました。
さらにご返信、を受けて
アクリル板さんほどの方にしては、少々解りにくい表現を使われると感じましたが、やはり逆でしたか。いずれにしろ、お役に立てて光栄です。拙作へのコメントの方でも書かせていただきましたが、一番の理解者である作者ほど陥りやすい凡ミスはありますよね……きっと不可避なことなのでしょう。
作者からの返信
ありがとうございます。
覇者という記述は春秋戦国時代の中国の制度(慣習?)がモデルでして、群雄割拠状態の中華圏において、大国が同盟の盟主として小国を同盟外の敵国から守るというものがありました。
ただ、国威を示すために散財して衰退した国(呉とか)もあり、作中でも同盟国からの貢ぎ物よりも同盟国を守る戦費の方が掛かってしまい、財政を圧迫した時期があるとしています。もっとも、本編の時代では帝国の国土も広がり、また残存する国も少ないので、そういった負の部分はなくなっていますが。
あと、古代中国では中華圏外の国とは朝貢貿易をしておりまして、これは貢ぎ物を貰う返礼として、もっと高価なものを相手には渡していました。これも上下関係を強調するための出費なのですが、その辺りもモデルにしています。
色々と裏設定は考えていますが、たまに忘れてしまうことがあるので、聞いてもらえると思い出せて良いです。またよろしくお願いしますね。
《さらに返信》
あああー、ようやく仰ることの意図に気付きました。元の文では朝貢が戦費を上回るになってまして、これは逆になってましたね。修正させていただきました。
穴の空くくらい読み直していてもこういう凡ミスはあるものですね。ありがとうございました。