第19話 旅立ち

 降伏したコウモリ達の話では世界征服を企む敵は、95代続いた戦闘種族の獣人族を滅ぼしたと自慢しているらしい。惑星ホリホリ(巨大洞窟があり、色々な鉱石が採れる星)とドリームファーム(色んな野菜や果物採取できて上質な肉が育つ夢の食料庫)を手中に納めている様だ。敵は、風の気流の抜けかたが分からないので詰め込まれて送り出されたみたいだ。人質を殺されたくなくば血祭りに上げてこいと脅されいたそうだ。


2日後、情報を入手したので国王に出発の挨拶をしに行った。

『アポロン王お世話になりました。僕ら9人は旅立ちます。うちのチビ達の事お願いしますね』

『予知のお陰で迅速な対応ができ死傷者ゼロだ感謝する、チビの面倒はまかせとけ』

コンコン、扉をノックして爽やかな青年男入ってきた

『国王様、この者と共に旅立つ事をお許しください』

『許す、国に留まるだけでは侵略を停めることはできんしな存分に力を振るうと良い、おまけに我が息子アポロと取り巻きもつけるぞ』

『キース団長の息子はありがいですが、そちらは遠慮させていただきます』


ハヤトと逃げる様に宇宙船に急いだが無駄だった。国王の命を受けてキース団長が船に4人を放り込んでいた。『嫌だ 放せ ロープほどけ 行きたくねー』

『親父、頼むから解放してやってくれ』

『王の命令だ、我儘だが皆と世界を廻る旅をしていくうちにましになるはずだと期待しておられる』

『チビ達を預かる代わりの条件だ、腕は立つので即死ぬ事はないはずだ』

国王に反論する事が出来ず押しきられてしまった。

4人は鷹、インコ、オウム、キツツキだ。

ウィル達と10代の狐女子2人は見送りに来たと思っていたが違うようだ。

『王子、私たち4人で話し合い行くことにしましたので父共々また宜しくお願いします』

『そうか、勝手にしろ』

『私たち2人も一緒に行くわよ、チュウスケ兄さんのサポートと家事手伝いしてあげるわ』

『そいつはありがたい、フォクシー、ファウ頼むよ』

『はーい、手はだしちゃダメよ』

『僕は問題ない、お前達やめとけよ絶対に!』


ラルゴの提案を受け入れ戦った結果11人も旅路の仲間が増えました。

 総合計20技術者6人、戦闘員14人


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る