今日はダンジョンに入って見ましょう
という事で麻衣を連れて異世界をやって来ました。
仕事のストレス発散というわけやね。
「じゃあね、麻衣、私の後ろについてきてね、ダンジョンは魔物が出てくるわけだけど、ダンジョンの魔物を倒すとその魔力が私達の体の中に入って、魔力が増すというわけ」
「大丈夫なの?私が入って」
「うん、王女の許可もとってあるし、ここはわりかし安全なダンジョンだから」
「その安全なダンジョンって何よ?」
「魔物があんまり強くないのね、それにダンジョンから魔物が溢れてこないのが良いダンジョン」
「なんか、すげー不安なんですけど」
「まあね、まあでも、油断するとゴブリンに一刀両断されたりするから」
「それってやだなあ」
といいながらダンジョンの中に入る
入りぐりから入った所
「何か明かりが点いてるね」
「こうやってダンジョンは冒険者をさそいこむのね、で、油断してると後ろから一刀両断、ほら危ない!」
麻衣の後ろに黒ゴブリンが忍び寄ってきたのを剣の胴で叩きのめす。
一撃で瀕死のゴブリン
「ほら、麻衣、トドメをさして」
「エイっ!」
麻衣がトドメをさすと、ゴブリンから溢れ出た魔力が麻衣を包む
「あ、何か力が溢れてきたような」
「そう、魔物を倒すとそうやって魔力がついて来るのね」
それから5匹ぐらいゴブリンを倒すと、麻衣はスムーズに、確実に魔物を倒せるようになってきた。
階層を下がる、第2階層に入ると、吸血コウモリやもっと大きい・・オークのような魔物が出てきた。麻衣は学生時代に剣道をやっていたからか、剣の扱いはすぐに上達していた。
「麻衣、剣の使い方がよくなってきたわね、これからは剣振る瞬間、当たる瞬間に魔力を込めるのやってみて」
剣を振る瞬間に魔力を込めると、剣の威力が増して大トカゲやオークでも倒せるようになってきた。
第2階層の通路を歩いていたときいきなり足元がぱかっと黒い穴が開いてその中に二人は落ちてしまった。
「あいたあ」
麻衣は目を回している
そこはまるでお城の広間のような場所。
丸い天井にはクリスタルははめ込まれ、美しい光を放っていた
「久々に何か知った魔力がとか思ってたらさあ、おまえだったのか」
そこには黒いスーツに黒いマントの男性が立っていた
「あ、魔王!」
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