いいんじゃないかって
「父王と兄に相談したら、いいんじゃないかって」
しばらくして王女から連絡があった、麻衣から相談を受けて、異世界で頑張ったら私みたいに強く慣れるんではないかという事で。
「わあい」
麻衣が喜んでる
「まあでも、勇者として召喚するわけじゃないから、強くなれるかどうかってわからないよ」
「ええ〜〜〜」
「クミコは、勇者を召喚してクミコが来たわけなんで、勇者の素質があるのは確実だったの。麻衣ちゃんは、どうかわからない、まあまあ、ニホンが嫌になったらいつでもおいで、しごいたげるからさ」
「その時は、おねがいします」
王女と別れて家に帰る、列車の中
「おねーちゃん」
「ん?」
「その、いろいろと、ありがと」
「うん」
「まあ、もうちょい頑張ってみるわ」
「ニホンで?」
「うん、まあ」
「そこはご自由に、あ、それと、新しくスマホしたんだろ、LONEのID教えて」
「うん」
それから数カ月たって、麻衣は仕事に慣れてきて朝、食事をすると会社に出ているようだ。介護の関係で、私より少し出るのが早い、時々、私も早出で同じ列車に乗るが、彼女は途中で乗り換えて行く。
私の職場は、小田が1ヶ月の重傷とリハビリを終えて帰ってきて。これで数カ月経つ。本人もよくわかってないらしかったが橋を渡る際に自転車もろとも車にぶつけられてそのまま川に落っこちたらしい。警察は調べてるようだが、未だに車も犯人もわかっていない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます