にゃーん

「にゃーん」

今日は王女と一緒に都内のホテルのエステに来ている

王女、なんかこの世界がメッチャお気に入り

「どう、ココは都内でも一番いいトコロよ」

「ねえ、王女、今、何の仕事してるの?モデルさんとかでも、こんなにお金出ないでしょう」

「うーん、モデルさんは、結局こっちの人間とセックスしないと仕事が無くなるってわかったんで、仕事はほぼ無いわ、今は、ごみ処理」

「ごみ処理」

「そう、世界的に、核のゴミとか溜まってきてるでしょ、それ、あと30年も同じ事やってたらこの世界が無くなるので、ゴミを一旦転送して、そこからあらためて宇宙に転送して太陽にぶち込んでもやしておしまい・・・みたいな」

王女が手で説明する

「転送って、魔王の力がないとできないのじゃあ」

「そんなことはない、転送術自体はあったじゃない。ジャンプとか、リターンとか。魔王の力を使ったのはこの世界との場所を探してつなぐための膨大な魔力が必要だったから、それで、こうやって繋がってしまうと、後はそんなに魔力が必要無いって事がわかってきて、最近はそれを使って、核のゴミを太陽にむかって・・・」

「へえ、それって儲かるの?」

「メッチャ儲かるわ」

「え〜〜でも日本の左翼とかって・・・・」

「そういうのはちゃんと偉い人を金で買っとくと大丈夫、左翼なんてねえ、お金がほしいだけだから、それに、今の所日本とは仕事してないから」

「は〜」

「アフリカのコケそうな国を金で買って、そこに工場みたいなの立ててそこからゲートを繋いで」


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