「あれ？おねえちゃん、どっか行ってた？」

部屋に戻る、リビングに行くと妹が

「あ、ああ、ちょっとコンビニに」

母がこっち見ていう

「久美子〜〜最近妖怪が出なくなったけど、それでも危ないから、さっき食事だって呼びにいったら居ないから。」

「ごめぇーん」

妹が寄ってきて小さい声で

「で、どこ行ってたの？」

「・・・・都知事の家から繁華街を回ってきた」

「あぶないじゃん、まあ、アンタは大丈夫かあ」

「面白いことがわかった、こないだの妖怪以外に、幽霊とかいっぱいおるンだわ」

「夏の怪談スペシャル？」

「で、幽霊って、生きてる人間の時と比べたらメッチャ力が弱いから、それで、人間には見えないし、何もやってこない。普段の幽霊はその妖怪としての力が弱すぎるから幽霊で目には見えないだけど、その力が強まると妖怪になる」

「新しいパターンやね、ゲゲゲの鬼太郎レボリューションか」

「繁華街って、結構女の子がひどい目にあってたりするんだわ、で、その亡霊が男にくっついてたり、その場にとどまってたり」

「わあなんか寒くなってきた」

「大丈夫ここにはおらん」

「久美子、霊媒の素質あったの？怖い話嫌よ」

話を聞いていた母がまぜっかえす

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