ビルの谷間に・・・・・

通販で買っておいた巫女衣装を着る

と、インスタント巫女様の出来上がり

そしてその上から黒のコートを羽織る

外に出て

飛行呪を展開

高さ1000メートルまで一気に上昇

そこで黒のレインコードを脱いで鞄に入れる

水平飛行に


夜、空を飛んで辿り就いたのは都庁

簡単な念動力で非常階段の鍵を外す

建物内に入り込む


廊下を歩き、適当な部屋に入る

そこのLANにノートPCを接続する

そして、そこからSNSに書き込み

「ハンドルネーム:首塚を守る巫女神だよ!

この何年か、都内を妖怪が荒らしまくってるね、あれは何年か前に不動産業者が塚の遺跡を暴いて、神を鎮め妖怪を落ち着かせる為の宝具、黄金の盃を奪ったからなんだ。

そしてその奪った人間が誰か、やっとわかったんだ

それは当時の不動産業者、現在の都知事なんだ

都知事に、首塚から泥棒した盃の返還を要求する

宝具の魔力を感じるからまだその形で、都知事の家に有るはずだろ?

それを返さないと、妖怪の怒りの力が強くなって、半年後には日本は崩壊するだろう

じゃあね、言ったよ!

首塚を守る巫女神より」


メッセージを送信してPCをLANコードから外す


私は来た所をまた元に・・・戻らずにエレベーターで上に上がる

下からガードマンが10人以上来ているのが足音でわかったから。

屋上に出る

屋上をいい風が拭いてる。

月がキレイに出ている

そこにガードマンがどやどやと、

まあこれだけ居たら「目の錯覚」「睡眠不足」「飲みすぎ」「アニメの見すぎ」「ゲーム中毒」で笑い話で終わる事はないよね。

私は飛行呪を展開し、空へとゆっくりと飛び出す

彼らが明日には大騒ぎしてくれてますように・・・・・・・・・・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る