贔屓目に見てチェンカイが手練れだとして。
弄んで殺す気の舐めプなチェンカイと、相手が死ぬ瞬間を見届けてから死ぬ、くらいの気迫の胡さんとでは立ち合いの気迫が違いすぎる。
端的に言えば弱い犬ほどよく吠える。
(決闘裁判があることから察するにおそらくソルヴェニアにも似たことわざはあるだろう)
まあ、宗片さんや片岡にいきなり喧嘩売るとか、いきなり得物奪われるとか、人を見る目と常識がなさすぎて率直よく生きてたなレベルである。
サイコロステーキ武人。いや某先輩は敵を見る目はなかったが常識はあったな。
なににしろけりはついた模様。決闘裁判の判例を覆すようなことはなかろう。
作者からの返信
感想ありがとうございます、リアクション歓迎。
チェンカイは剣術の技ならシューフェンに匹敵する、という設定ですが、それに驕って格下と見做した相手を舐めてかかるタイプでもあります。
なので片岡君に剣を叩き落とされたりするし、決死の覚悟を甘く見たりするわけですね。
編集済
今回は左手が前で構えていたのかな
左腕一本で仇を取れるなら、か
返信の返信
片岡くんと模擬戦したときは右前の構えだったと思ったので、スイッチしたんだなーと。
左前で打つためではなく、カウンターのための捌くための左の意識でいたんだなって読んでました
作者からの返信
感想ありがとうございます、リアクション歓迎。
設定マニアが状況を説明すると(1人称なので片岡君が見えないものは描写できない)、胡さんは相手の呼吸を読んで攻撃のタイミングを計って、手を出してくる瞬間に後の先で動いています。
チェンカイの挙動から心臓狙いであることを察して左手で心臓をカバーし、右手に魔素を集中して突きを打ったという感じですね。
作中で宗片さんが言っていますが、左手で剣を逸らせたのは奇跡に近く、本人自身は相打ちでも悔いは無かったと思います。
ちなみにチェンカイのダメージは右の複数の肋骨の開放骨折と内蔵損傷です。
手当が無ければ多分そのまま死ぬ。
いつも楽しく読ませていただいてます。誤字報告です。
宗片さんがこともなげに言うけど
理屈としてはそうであっても、刀とか尖ったものの先端は恐ろしい。普通は出来なうと思う。
普通は出来なうと→普通は出来ないと