悲劇のヒロインにはなりませんから!

作者 風乃あむり

ちょっと落ち着いて!!ちょっと落ち着いてよ市井くん!!

  • ★★★ Excellent!!!

ねえ!! ちょっと! 読んだ本に毒されないで!!!

とはいえ、かくいうレビュワーの私も読んだ本に毒されて、探偵物を読んだときは自分が英国紳士探偵になったかの如く紅茶を飲んで「ふん、ワ●ソン君、そろそろ洗濯を畳む時間だ。少し申し訳ないが付き合ってくれないか」などとエアワト●ンに話しかけたりなどしているのですがね!ね!(痛いな)

高校一年生の志津本さんの最近の悩みは、隣の市井くんに謎の思い込みをされていること。
余命が宣告されてるだの、記憶がないんじゃないかだの、タイムリープしてるんじゃないかだの……
正直言って「うざーい!!! もう近寄んないでこの変態!」というのの連呼なのです。逃げるべき!
でも、なぜか彼女は市井くんから、離れることができない。隣の席だというのはさておき。

どうしてか。

その志津本さんの、切なくもけなげな真意が明かされたとき、私は「ああ、かわいいなあ」とほっこりしました。
よく、頑張ったね、と志津本さんの頭をすごくわしゃわしゃしてあげたい気分になりました。

でもってですね……市井くん。ここだけの情報なので耳打ちさせていただきますが、例の幼馴染みのイケメン、本命がおりますのでご安心くださいませませ……(ごにょごにょ)

あ〜!幸せな気分になりました。二人の恋路に幸多からんことを!

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