リトル☆ピカレスク!

作者 いっさん小牧

23

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★★★ Excellent!!!

この物語はとある物語の前日譚です。ではありますが、この物語だけでも充分おもしろく、もうひとつの物語をしっている人は十二分に楽しめることは間違いないです。
とんでもなく暗いところから始まりますが、そこはいっさん小牧さん。
どうぞご安心ください。そのあとのジェットコースターのような展開はきっと読者を夢中にさせてくれるでしょう。
おもしろそうなことしてるじゃん。
その言葉にすへでが集約されてます。
ほんとに楽しい物語です‼️

★★★ Excellent!!!

小説の自由さを楽しむために、著者が文章表現以外の推敲をせずに書き上げたという本作。

なかなかに衝撃的なプロローグに始まり、序盤もある種のカオスな展開で疾走していく。

その勢いに乗っかって読んでいくと、不思議と、いつの間にか皆のキャラクターが地に足をつけて立っていて、一章の山場を終えて二章の始まりを読んでいる頃にはもう、完全に彼らに期待感を持っている自分がいた。

そして、エピローグを終えたときには、

「嘘だろ? もっと彼らの色々を見せてくれよぉおお!!」

となっていた。

読み終えたら、きっと↑のような心情になるはず。

Web小説をちょこちょこ読みはじめて半年ほどになるが、脳内二次創作をしたくなったのは、この作品が初かもしれない。


なぜこの物語のキャラクターに心を掴まれたのかといえば、おそらく時折挟まれる「情」の描写が秀逸だからである。それは分かりやすい恋愛や、激しい狂気などではなく、もっと絶妙な情である。

これにより、一気にキャラクターの厚みが増している。

などと、堅苦しく言っておりますが、

とにかく、那須まわりさんがかわいい。内面描写のあるヒロインは素晴らしい🐸彼女の目を通して描かれる他のメインキャラクターも魅力的なのです。

というか、斜に構えた優等生女子 × 純粋で子供っぽい不良の先輩男子、とかね。普通に良くないですか? これは盲点やった……。



さて、この物語は那須まわりさんの青春の重要な1ページであります。

プロローグで自分を光輝く星に喩え、復讐の炎を燃やす彼女は、エピローグにてどのような景色を見るのであろうか。

是非ご一読を。

★★★ Excellent!!!

(※序盤の計四話を読んだ時点でのレビューです)

主人公の中学生・那須まわりは優等生。同級生の小倉とともに、同学年の男子たちに到底許せない理不尽で非道な扱いを受ける。
そこに住良木帝王という常識破りな先輩が現れる。まわりは「復讐」を深く心に誓い彼らと手を組むことを決める……。

まだ序盤ですが、タイトルからしてもあらすじにある作者の言葉からしても、ハチャメチャでぶっ飛んだ内容になるのではないかと期待しています。
主人公は優等生ですが、いわゆる「いい子」ではない。朗らかで思いやりがあって誰からも好かれるヒロイン……というわけではない。
同様に、優等生で一見温厚そうに見える小倉くんにしてもどこかぶっ飛んでいますし、佐々木というニューフェイスにしてはまだ何がなんだかわからない……が勢いがすごい(笑)

個人的に、ピカレスクといえばトム・ソーヤーが大好きです。
トムは大人が眉をひそめるような常識外れの無茶をやりますし、その行為は往々にして子どものいたずらの範囲を超えて、周囲の人に大変な迷惑をかけまくります。平気でうそをつくし、時には命さえ危機にさらし、家族を泣かせたり、ほぼ犯罪まがいの行為さえやらかします。
決して悪意のある冷酷な人間ではないのですが、目的のためには手段を選ばない部分があるというか。
でもその型にハマらない欲望にまっしぐらなキャラがとても魅力的なのです。
自分がそうなりたいわけでもないし、身近にそんな人がいて欲しいわけでもない、ちいさな悪。だけど魅力的でワクワクさせてくれる。そんなピカレスクものが大好きです。

この作品はコメディでバトルものだそうです。きっと常識に囚われない、胸のワクワクするような目の離せない展開を見せてくれるのではないかと、大きな期待をしています。
ワクワクの大きさのため、まだほんの序盤にも関わらず、予想だらけの長文レビューを書いてしまいました… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

小説を書こうとする人間は、絶対になにがしかの抵抗をし続けようとする人間。
勝つか負けるかなどどうでもいいぐらいに、文章でもって戦おうとする人間。

この小説は、いじめのことや、更に深い人に言えないような辱めのことも冒頭からフルパワーで描かれますけれども、『戦う』ということを痛快に描こうとする、実験的で挑戦的なエネルギーを見せ始めています。

まだ序盤ですけれども、きっと面白い小説になる。
いえ、数話の時点で既に面白いです。

痛快娯楽小説!
しかも深い。

おススメですぅっ!(中二病的に叫ぶ!)