#105 : Camp Fire / ep.1

 日比谷商事26階、特命係オフィス。

 係長用のこじんまりしたOAチェアに座って、早苗はくるくる回っていた。遊んでいる訳でも暇を持て余している訳でもない。仕事は山より高く積まれ、その深刻さは深海より深いのだ。脳をプロペラかスクリューのごとく回転させないと、問題解決などできようもない。

 なのに、まるで仕事が手につかない。


「早苗さん回ってるー。たのしそうー」

「ああ、ミーシェ……」


 真似して回り始めたミシェルに、消え入りそうな声で言う。


「痛み止めを頂けませんか。あとで買って返しますので」

「いいのいいのー。痛いのは頭? それともお腹?」

「……全体的に効くものを頼みます」


 椅子のようには回転しない頭でも、仕事が回らない理由は察しがついた。

 嫌がらせのように乱高下する三寒四温、容赦のなさすぎる低気圧。大量に舞うスギ花粉と、腹の奥を鷲掴みにされたような二日目特有の激痛。やる気を根こそぎ奪っていく四重苦だ。

 椅子に座って回れば気が紛れる気もしたけれど、その後にめまいと吐き気に襲われて、ただでさえ地獄の苦しみが五重六重に膨れ上がった。逆効果だ。


「あと酔い止めも……」

「あるよー」


 カーディガンのポケットに手を突っ込みながらミシェルが言う。彼女のポケットは四次元に通じているのだろう。大抵のモノが入っている。


「先輩、仮眠室で横になってきたらどうですか」


 とうとう飯田にまで心配されて、早苗はふらつく足でどうにか立ち上がる。ひどいめまいで倒れそうになって、いよいよ限界かもしれない。


「……そうします」

「睡眠薬もいる?」


 終いにはドラッグまで処方してきそうなミシェルに何か言う力も失せて、早苗は仮眠室へと歩いていった。


 *


「なんでキャンプなんてしてんだろ……」


 見渡す限りの大樹海を眺めて、美琴は呆れながらに呟いた。


「や、実はやったことないからさ。正確にはグランピングだけど」


 お騒がせ女優・琴音は謹慎する気などまるでない様子でへらへら笑っていた。スキャンダルゆえのの臨時休業をまるで他人事のように楽しんでいる。


「姉ちゃんだってちょうどいーじゃん。いまシャン姉と顔合わせんの微妙っしょ?」

「……まあ、それもそうだけど」


 先日の式場見学のことを思い出す。踏み込んだはいいもののシャンディに避けられ、結局背伸びで有耶無耶になってしまった。踏み込みすぎて距離を見誤る訳にもいかないので、キャンプは美琴自身ありがたい。

 美琴にできるのは、シャンディの心が決まるのを待つこと。元女優でバーテンダーだなんて複雑な過去を抱える彼女に寄り添う以外にない。静止した空中ブランコの上でゆらゆら揺れているような現状は不安だけれど、時が来るまでしがみつくと決めた。


「あの女の話はいいから火起こし手伝うとかないの?」

「や、飽きた。あと腕痛い」

「私だって痛いの!」


 メタルマッチを何度かちかち擦っても焚き火はいまだに灯らないが、凛子の怒りだけはガソリンでもぶちまけたように炎上していた。

 群馬、水上高原。

 都心から車を飛ばして4時間、遭難死者数世界一の不名誉を甘んじて受ける名峰・谷川岳の裾野に広がる標高千メートルに点在するコテージには、人の気配はまるでない。パパラッチもここまでは追ってこないだろうけれど、掲げられた熊出没注意の看板が別の危険を煽っている。


「全然火つかないんだけど!?」

「気合いが足りないんじゃね?」

「こっちは必死に擦ってるの! このよく分かんない棒!」

「おっかしーな。動画じゃ一発でやってたけど」


 日も暮れかかっていた。標高千メートルとなると気温もぐっと冷え込んで、肌寒いを通り越して真冬の寒さだ。そもそも火がつかなければ煮炊きもできない。

 あまりにも寒いので、美琴も焚き火台の前に身を乗り出した。


「その動画見れる?」

「や、見ない。そもそもキャンプっつーのは不便を楽しむものであってだな」

「素人のくせに何言ってんだか……」


 ぶつくさ講釈を垂れる琴音の隣で、凛子はなおもメタルマッチと格闘していた。

 メタルマッチはマグネシウムの棒きれのようなものだ。表面を削って発火しやすいマグネシウム粉末を貯め、そこへ火打石の要領で火花を散らすと一気に燃え上がる——と説明書には書いてある。一気に燃え上がれば小一時間も削っていないというのに。

 美琴はキャンプサイトの管理人から渡された着火剤とライターを思い出していた。


「もう科学のチカラに頼りなよ。寒いんだけど」

「は? 姉ちゃんそれでもキャンパーかよ。文明人きどりが」

「あんたも私も文明人。ありがとう科学技術。着火剤使うよ」

「待って!」


 ブロック状の着火剤を割り入れようとしたところで、凛子が叫ぶ。嫌な予感しかしない。


「なんかもう腹立ってきた! 意地でも火着けてやるから!」

「さっすが私のジャーマネ! 燃やせー! 炎上しろー!」

「ああ……」


 薄暗闇の中、延々かちかちし続ける凛子を見て、美琴はキャンピングチェアにふて寝した。暖をとるのも夕食もまだまだ先になる。波乱のキャンプの幕開けだ。


 *


「やった、燃えた!」


 日もとっぷり暮れてから、ようやくキャンプ場に火が灯った。擦りまくって溜まったマグネシウムの粉末に運よく火花が飛んで、火口ほくちの麻ひもやらティッシュペーパーに燃え移ってくれた。あとは枝やら細い薪をくべて、育てていく作業の始まりだ。


「よし凛子ちゃん交代。私に任せたまえよ」

「あんたさっき吹き消したじゃない!」

「今度はうまくやるからさー」

「絶対に無理!」


 ぎゃあぎゃあ言い合うふたりを尻目に、美琴は手斧で薪を割り続けていた。実は種火が生まれたのは今回で三度目。焚き火に失敗し続けた真相は、種火からいきなり太い薪に火を移せると思い込んでいたからだ。初心者の失敗あるあるなのかもしれない。


「ケンカしない。次消えたら今度こそ着火剤使うよ」


 火遊びの経験すらないドシロウト3人のキャンプは焚き火ひとつも重労働で、人気マンガのようにゆるくはいかない。サバイバビリティの低さに美琴自身呆れてしまう。

 なんとかセオリー通りこなしていくと、ようやく炎が安定した。焚き火というよりお焚き上げばりの大火力だけれど、闇を引き裂く灯りに安心する。これで熊も寄ってこないだろう、たぶん。


「疲れたからお風呂入る……」


 言い残して、凛子はコテージの中に消えた。グランピング用のコテージは、風呂トイレ冷暖房ばかりかガスコンロも完備。おまけにWi-Fiまで飛んでいる。どの辺が不便を楽しむキャンプなのか分からない。

 肉まんを挟んだバウルーパンを炙りながら、琴音が言った。


「や、大変なことになったよねー」

「他人事みたいね」

「そうでもしねーとやってらんないっての」


 手渡された肉まんが、空っぽの胃袋と冷えた体を温めるにはこれ以上ないほどで、姉妹揃ってハフハフ白い湯気を吐きながら味わう。経堂でレンチンしたものより美味しいのは、キャンプの醍醐味だからかもしれない。


「姉ちゃんさー?」


 末っ子っぽい甘えた声色で、琴音がキャンピングチェアごと擦り寄ってきた。炎に照らされた横顔は、姉の贔屓目を抜きにしても綺麗だけれど、今は女優の顔じゃない。

 黒須家の次女。連れ添ってきた妹の顔だ。


「んー?」


 何も答えず、琴音が腕を回してくる。世の琴音ファンに嫉妬の炎で焼かれそうだけれど、そこは実の姉妹。琴音のことは芸能界に入るまでならどんなファンより詳しく知っている。

 頭の中で、琴音ファンたちにささやかなマウントをとってみたところで、琴音がぽつりとつぶやいた。


「一緒に働かん? 芸能界で」

「スカウトのモノマネ?」

「や、ガチで。姉ちゃん私に似て見た目だけはいいからさ。姉妹揃って女優とかどうよ? よくない?」


 美琴の演技力など推して知るべしだ。鋭い者を相手にすればすぐに捕まってしまうだろう。それこそ元女優のシャルロットのような

人間に。


「ないって」

「なんで?」

「私がデビューしたら仕事なくなっちゃうでしょ? 綺麗なんだから」

「ハ、よく言う」


 そんなどうでもいいことで笑い合って、缶ビールを煽る。ふと見上げた夜空には、満点の星が輝いていた。

 星空は芸能界にも似ている。燦然と煌めく一等星ならば、都会の街明かりにも負けず存在を示せるが、大抵の星は明るさに塗りつぶされてしまう。本当はもっと大勢いるのに、ひと握りのスターしかその存在を認められていない。

 あまりにも厳しく過酷な世界。仮に成功したら成功したで、今度は別の厳しさもある。


「怖いんでしょ?」

「私のことなんてお見通しってか?」

「何年姉やってると思ってんの?」

「何それ、新手のマウント?」

「姉妹愛」

「バッカじゃね?」

「じゃ、これで終わり」

「……ん、ごめん。甘えさせて」

「はいはい」


 琴音はパパラッチに捕まった。それも正真正銘のプライベートすっぱ抜きで。有名女優ゆえに過去も何度か自宅近くや新宿二丁目、あるいは六本木で隠し撮りされていたが、記事の内容は他愛もないものだ。せいぜい私服がダサいだとか、共演者の男性と飲み歩いているところを熱愛中なんて書かれたくらい。


「あんたは頑張ってるよ」

「頑張ってるのに、なんで足引っ張ってくんだよ……」


 怨嗟の声は、押し殺したように震えていた。

 芸能人に私生活はない。売れっ子ならなおさらだ。生きていることそれ自体がコンテンツとして消費される商品になる。美琴にとってはただの甘ったれで小憎らしい妹でも、世間の見方は違う。ひとりの人間として見てはくれない。


「芸能界に居ないの? 相談できる人」

「居たけど死んじゃった」


 以前、琴音が舞台で共演した昭和の名優のことだろう。琴音の口ぶりやインスタの投稿からすると、仲良く同じフレームに収まっている同世代の女優たちとは表面的な付き合いしかしていないらしい。

 琴音はずっとひとりで戦っていた。


「なんか悪いことしたか? 私は幸せになっちゃいかんのか?」


 吐き出された問いの答えは見つけられなかった。代わりに、小さく震える背中を抱きしめてやる。姉として琴音にしてあげられることなんてそれくらいしかない。


「……姉ちゃんがうらやましい」

「なんでよ」

「悩まないで幸せになれっから」


 さんざん悩んだしこの先も悩むので少しばかりカチンと来たけれど、琴音いわくの悩みはきっとそんな話じゃない。芸能人特有の、カミングアウトの先にある問題。


「実はさ、いろいろ調べたんよ。過去にカミングアウトした女優とかモデルとかがどうなったか」


 それに続く言葉はなかった。察してあまりある沈黙に続いて、琴音が続ける。


「幸せな結婚とか夢のまた夢っつーかさ。ま、正直諦めてたんだけど」


 そんな琴音の元に現れたのが凛子だったのだろう。お互いに諦めた者同士が、なんの因果か引き合って——というよりは琴音が相当強引に引き寄せて——現状に収まっている。


「凛子ちゃん、どうして籍入れてくんないかな……」

「興味ないみたいよ、そういうの」

「だったらこっちに合わせてくれたっていいじゃん? 他んトコは私だって譲ってんだし」

「頑固だからね、凛子」

「いつの間にか呼び捨てに変わってっしよー。なんだよ、妹の女寝取ったん?」


 寝取りというより寝取られかけたところだった。凛子が自制してくれたからどうにかなったものの、もし一歩踏み越えていたらどうなっていたかわからない。

 だけれど、自制したという事実が何よりも脈のなさを証明している。


「そこは同い年の友達だから」

「見せつけやがって」


 首筋に抗議の甘噛みがなされる。琴音は昔から噛み癖がある。いずれは凛子の体にも、無数の噛み傷を作ってしまうのだろう。


「……シャン姉、どうして女優辞めたんかな」


 4年前の記事を見せられたものの、シャンディの過去はいまだに不明だった。むしろ、ある程度分かってしまったからこそ、謎が深く浮き彫りになる。

 シャルロット・ガブリエル——芥川アリスは何故、自殺を装ってまで劇団を去らなければならなかったのか。美琴と出会うまでの空白の4年間を、どうやって、どんな気持ちで生きてきたのか。


「私も知りたいよ」


 過去なんて、ハッキリ言えばどうでもいいことだ。シャンディが現在だけを見てほしいならそうするだけ。過去に何をしていようと誰と付き合っていようと、美琴が愛したのは現在のシャンディだ。

 それでも、彼女が踏み込んでこない原因が過去にあるのなら、知って受け止めてあげたい。本人の口を割らせるのはあまりにも難しく、不可能のようにすら思えるけれど。


「例の記事突きつけてみたんだけどさ、凛子ちゃんには話したくせに、私にはなーんにも言わねーの。シャン姉の基準マジでわかんね」

「謎多き女だからねえ」

「謎は女のアクセサリー、っつーヤツでしょ? あそこまであからさまにやってる人そういないっての」

「ね」

「もうちょいマウントかましとけばよかった? お姉ちゃん誑かす女はブッ飛ばす! 的な」


 ぎゅう、とより強く抱きしめられる。


「死ぬまで姉妹なんだからそれで十分でしょ」

「ハハ、姉ちゃん照れてる」

「恥ずかしいに決まってるじゃない、こういうのはさ……」

「んじゃま、仲良し姉妹でいようぜー?」

「アンタだって照れてるじゃない」

「へへ」


 スキャンダルへの対処も、シャンディの謎も、なんの解決策すら見つからない。それでも、ただ話すだけで幾分か不安は収まっていた。

 無理矢理連れて来られたのは、琴音なりの気遣いだったのかもしれないし、あるいはただ琴音が愚痴りたかっただけかもしれない。おそらくその両方だろう。お互い言葉にしなくても、気持ちは伝わっている。


「凛子ちゃん結婚してくれーっ!」


 夜空に向かって、琴音が吠えた。それにならって美琴も叫ぶ。


「シャンディさん早く覚悟決めてーっ!」


 笑い話にしてしまえば気分も変わった。

 焚き火の中に放り込んでいた炭も赤々と燃え始めた。頃合いだ。肉まんとスモアだけの寂しいお腹に、しこたま買ってきた肉を放り込むべく美琴は意気込む。


「さあ、やるよ肉祭り!」

「よっしゃ!」


 バーベキューグリルに炭を移して、ようやく初日の晩ご飯が始まった。


 *


「ねえねえ飯田くん。早苗さんに取材のアポがあったんだけどどうすればいいかな?」


 早苗の居なくなったオフィスで、飯田は同期で同僚のミシェルにタブレットを渡された。神経質な早苗らしく10分刻み、休憩時間まで書き込まれたスケジュールには、午後から「記者来訪・取材」と書かれている。


「これ、なんの取材だっけ?」

「なんかね? えっとね? 雑誌の働く女性特集で、美琴さんを取材したいらしくて。で、よく知る人として早苗さんの話を聞きたいみたい」

「んー……」


 黒須美琴。日比谷の社内政治に巻き込まれ、今はそれを逆手に取って日比谷に入り込んだ企画部社員。どういう訳か早苗とはツーカーの仲で、プライベートでもそこそこ飲みに行ったりしているらしい。

 ただ、飯田が美琴について知っていることなどそれくらいだ。あとは謎の金髪美女が恋人だということしか分からないし、分かったところでそれを記者にベラベラ話すわけにもいかない。


「断りの連絡を入れておくよ。連絡先分かる?」

「宮下花奏さんだって。かわいい名前だよねー? どんな女の子なのかなー?」


 番号だけ教えてもらった連絡先に一報を入れた。すでに本社に到着していたらしい記者・宮下にドタキャンしてしまったことを懇切丁寧に詫びると、日を改めることに納得してくれた。

 一方、ミシェルは窓の外に広がる眼下の景色を眺めていた。なぜか双眼鏡を握っている。


「なんで双眼鏡?」

「だってだって、宮下さん本社に来てたんだよね? だったら見えるかなって」

「いや、僕が言いたいのはなんで双眼鏡を持ち歩いてるのかってことで——」

「あれかな!」


 双眼鏡で見下ろして、ミシェルがはしゃいでいた。仕事に戻ろうにも、あまりに楽しそうに人間ウォッチングをするので飯田も気になってくる。


「どれ?」

「あれあれ! コンビニ前に立ってる人!」


 手渡された双眼鏡で、コンビニ前を探った。小さくて分からないが、おそらく電話中だろう。それらしき女性の姿が見える。


「あ、おっきなイヤリングしてる。カッコいい系だー」


 どんなに目を凝らしてもイヤリングなんて見えなかった。マサイ族並みの視力なのかとミシェルの様子を伺うと、また別の双眼鏡を覗いている。早苗が四次元ポケットなどと言う訳だ。ミシェルのカーディガンのポケットには、夢が詰まっている。


「あ、目があった。おーい、宮下さーん!」

「分かんないと思うよ、手なんて振ったって」

「そうだよねえ」


 双眼鏡越しに見える宮下と思しき女性は、当然ミシェルに呼ばれても反応しなかった。ただ直後、わずかに手を挙げる、見知った女性が現れたのだろう。彼女の元へ駆け寄っていく。


「あっ! いまキスしたよ飯田くん! 来瞳さんに教えてあげなきゃ!」

「真っ昼間から熱烈だなあ……」


 興味を失って、飯田は席に戻った。ミシェルは窓の下をジーッと見つめている。仕事しろと言いたいところだが、これがミシェルの平常運転なので仕方がない。

 飯田はとりあえず、早苗宛てのチャットに言伝を残すべくパソコンを叩いた。

 記者・ミヤシタカナデ。

 漢字が分からなかったので、とりあえず人名検索を試みる。


「ん……?」


 マウスを握る飯田の手が止まった。

 宮下花奏。その名前はたしかに検索エンジンに引っかかった。だけどその肩書きは、聞いていた出版社のモノとは違う。


「宮下花奏、《チェシャ》の広報……? なんでそんな人物が……?」

「あーまたキスしたー! いいなー! わたしもしたーい!」


 飯田は早苗の眠る仮眠室へ駆け出していた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る