自殺者を取締るこの国で…!

作者 ユキトシ スノーイアー

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★★★ Excellent!!!

舞台は日本。時代は今より半世紀より先の近未来。
自殺者を取り締まる捜査官として主人公(兎打)は日々奔走する。
そんな中、自分との過去を振り返りつつも、葛藤を描いた作品。

ある日、容疑者が騒ぎ立てる取調室へ…

すると同僚が容疑者の隠し持っていた毒におかされ、それを応急処置を施す。
しかし、毒は主人公にも廻り意識不明の重体に陥ってしまう。
彼は手術室の手術台の上で目を覚ます!そこでみたものは…!?

サスペンスと人間ドラマが交差近未来小説、それがこのお話。

まだ話数が足りなくて紹介できる内容が限られてしまってますが、面白い展開になりそうです。ぜひ、一読お願いします!!

★★★ Excellent!!!

自殺が犯罪となった世界。
けれども決して自殺が無くなった訳ではなく、AIの活躍により若者に求められる高い知識とスキル、これらの圧力に耐えられない人々は居なくならない。

命を大切にする事は確かに重要。けれども縛りすぎるからこそ自殺に憧れる人々も生まれてくる...凄く考えさせられるお話です。

現代社会が進めばこうなるかもしれないなぁと思いました。

★★★ Excellent!!!

過去と現在と未来は必ず繋がっています。それは創作でも同じことで、この繋がりを無視することはできません。

SFは特にこの繋がりが大事なジャンルかと思われます。遠い遠い未来の話であっても過去に何があったかという繋がり無しには物語への共感が失われてしまうでしょう。

この作品では我々が暮らす現在と作品の中の未来を、想像力を用いてうまく結合させているように感じます。

これから、もしかしてこんな未来になるかもしれないと強く思わせる作品でした。

★★★ Excellent!!!

AI発達による生活が豊かになった日本。

しかし、それは同時に若者達にAIに負けない位の高いスキルを求めるようになっていった。

その為、多くの挫折をし、自殺をする者達が増え、日本政府はそれらを取り締まる組織をつくった。

主人公はその組織で先輩と共に自殺者の救済に勤しむ。


まだ、序盤でありながら、自分の命をどう取り扱うのか?発達しすぎるAIがもたらす負の連鎖などの話が取り込まれています!

また、ただ自殺者志願者を助けるだけの話でなく、また志願者を救済する事自体に反対の意を示す団体の設定が凄くいい!
今後の展開が楽しみです。