第30話 アンバーアラート
Amber alert(アンバーアラート)というものがある。日本で言うエリアメールと思えば丁度いい。
でも、これは気象情報でも地震情報でもない。ある意味もっと物騒。なんと子供の誘拐情報。そういう事件が起きたら通知が入るようになってる。怖。アメリカの闇ですな。
在米1年と2ヶ月ほどで、ちゃんとカウントしなかったけと四、五回くらい来た。
たまにスペイン語で入ってくるけどなんでやろ。英語と似てるけど、これではよけいわからんわ。
ちなみに、日本から日本のキャリアのスマホと、アメリカで購入した現地のスマホの2台持ってますが、日本のにも入ってきます。
日本のは持ってるだけで電話番号を凍結してあるので、WiFi環境がないと入らないけど。それでもWiFiさえあればLineとインターネットくらいはできるから、あると便利です。(むしろ日本のスマホにしかアラートが入らない事すらある。なんでや)
フロリダ州にいるのでフロリダのアラートがくる。よその州のは来ない。
幼児がいる身としては恐ろしいけれど、案外そうでもないとは日本人のママ友の談。というのも、10代後半とかだと自分の意思で消えたりする子もいるんだとか。
ギャングの彼氏から逃れたいとか、家庭的な事情とかで、と。幼児の場合は絶対アカンやつやろうけどね。恐ろしい国…!
さてこのアンバーアラート。1回入ると下手したら一日中ちょこちょこ入る。ただし、内容は一切更新されない。
1回見たらいいんやけどな。それか更新情報があるならそれも知りたいけどな。雑だ。日本の緊急情報は本当によく出来てるなと思った次第です。
まあ、気象とか地震みたいに刻々と状況が変わるものでもないだろうけど、忘れた頃に来るとドキドキするのよね。
しかしフロリダは広い。さっきも2回目の同じ内容のアラートが来たんだけど、現場はたぶん遠い。この当たりでは聞いた事のない地名。ああ、やだなあ。
アラートの内容は現場の地名、子供の名前、年齢、性別、人種、目撃されていたらその車のナンバープレートとか車種とか色とかが載ってます。
早く解決しますように。
10/09/2019
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