◇閑話.人物紹介.その24 ―――――――――

 ※このエピソードは、

  346話~360話にて登場、もしくは新しい情報の出た登場人物の紹介です。

  一部にネタバレも含みますので、先に346話~360話を

  読まれた後に目を通す事をオススメします。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

『ウーバー』

 ・男

 ・40歳

 ・T178

 ・底辺系山賊。だけど部下には程よく慕われている系。


 ・以前はメイトリムのある近辺から、

  もう少し離れた場所で縄張りを形成していた山賊の頭領。


 ・山賊界隈では弱小勢力で、

  前の縄張りも別の山賊に追いやられる形で奪われた。

 ・結果、周辺の治安向上のために先駆者達が軒並み狩られて

  どこの縄張りにもなっていなかった、

  空白地帯のメイトリム近辺につい最近流れて来た。


 ・自分の部下の面倒はキッチリと見る、義理堅い性格で、

  それが部下に慕われる要因となっている。


 ・タンクリオン達を率いたアイリーンによって、

  部下ともどもひっ捕らえられ、

  メイトリムに新設された牢獄に入れられた。

 ・が、牢屋1室ごとに温泉が整備されていて、

  貧相でもちゃんとした食事が出ることで、

  地味に居心地よく過ごしている。


 ・その後、牢獄設備の試験役をはじめ、

  薬の材料になる野草の効果確認や、新薬の被験者などなど、

  何気に研究発展の観点で、色々と役に立つ事になる。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

『ガヴラゾン』

 ・男

 ・???歳

 ・T205

 ・牙がめっちゃ邪魔そう


 ・黒灰色の肌をした山羊角にサーベルタイガー頭をした混成獣人。

 ・王国東端の向こう、魔物側の無数にある砦のうちの1つを預かる、

  守将をしている。


 ・人間の貴族的な装いを愛用する変わり者で、

  戦略手腕と忠誠心に秀で、

  見た目の厳つさには似合わない、意外にも頭脳派。

 ・丁寧で上品な喋り方を心掛けており、

  同僚や下の者の名を呼ぶ時は性別種族に関わらず “ 君 ” 付け。


 ・下に向けて伸びる2本の長い牙の隙間から器用に手を入れ、

  アゴを撫でたり、菓子を食べたりする。


 ・頭脳派ではあるが、見た目通りに戦闘力も高く、

  苛烈で威勢のいい者は、

  どこの誰であれその意気を高く評価する傾向がある。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

『ウレーク=ニュイ=ルコルトン』

 ・男

 ・19歳

 ・T174

 ・若いけど大人びていて、雰囲気は一人前の貴族家当主らしさがある。


 ・王室派貴族のルコルトン家の若き当主で、

  普段は政務官を行っている官僚。

 ・いまだ数少ない、

  ハーフ・ヴァンピールのヴァウザーの事を知っている人物の1人。


 ・王直轄の執政副長官という信頼厚くなければ就けない高位に

  この年齢で抜擢されているなど、責任感と実力を兼ね備えている。


 ・マックリンガル子爵領の後処理の視察などのため、

  執政団を形成して西方に赴き、

  その帰りにメイトリムに立ち寄って、温泉を経験。

 ・その結果、大の温泉ファンと化した。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

『ホウランス』

 ・男??

 ・???歳

 ・T???

 ・万物に完全擬態できるスライム


 ・通称 “ 神の粘土 ” などと仲間にあだ名されるほど、

  ありとあらゆる者や物に完全擬態可能なスライム。

 ・バモンドウ達の同僚の1人。

 ・非常に高い知能を持ち、

  とりわけ “ あの方 ” と対等に話が出来るその知能の高さを、

  己の存在意義として誇りに思っている。


 ・万物に完全に化けられるという事もあって、

  潜入工作活動を担うことが多い。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

『ライン』

 ・男

 ・21歳

 ・T169

 ・イケメン小柄な努力の前線兵士クン


 ・王国の東国境戦線にて魔物と戦う最前線部隊に所属していた兵士。

 ・平民出で一兵卒ながら、非常に高い忠誠心と、

  ひたむきな努力に、潜在的な才能もあるなど、

  将来有望な若き兵士だった。


 ・しかし下っ端兵卒の悲哀か、

  最前線での魔物との熾烈な戦闘の結果、敗北し、

  他の兵士仲間達数人と一緒に捕らわれ、魔物達の捕虜となっていた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

『ライン ⇒ レイン』

 ・女

 ・21歳

 ・T155  B87(E) W56(UB67) H86

 ・砕かれた男のプライド


 ・魔物達の主である “ あの方 ” が開発した魔の秘薬により、

  女に変えられてしまったライン。

 ・その後、魔物による陵辱や怪しげな薬をさらに投薬された。


 ・全身の細胞が遺伝子レベルで変化させられてしまっており、

  また変態のためのエネルギー消耗で急速に身が縮むため、

  一度女に変えられてしまったら最後、男に戻る事は絶対にかなわない。

  (遺伝子を男に変化させる薬を作ったとしても、

   変態でさらに身が縮み、生命エネルギーを消耗するため、

   変化の途中で死んでしまう)


 ・かなりの美少女で、

  実年齢は21歳ながら10代半ばの女の子のような姿に変わっている。

 ・ “ あの方 ” 曰く、ラインは “ 大成功 ” とのことで、

  何らかの実験の被験者にされていた模様。


 ・本来は女性化しても、ある程度は元の面影が残る。

 ・だが彼の場合、他のTSされた兵士達とは違い、

  女性にされた後、更に

  300年前に実在した、滅んだ国の王族である

  レイン姫の遺伝子を使った薬を密かに投与されており、

  その遺伝子に侵食され、その容姿は時間の経過と共に

  自然とレイン姫へと近づいていっている。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

『レイン姫』

 ・女

 ・17歳(享年)

 ・T152  B90(G+) W53(UB64) H91

 ・古き亡国のお姫様。


 ・王国より遥か東、

  300年前に存在していたとある小国最後の王女で、

  現在は既に故人。


 ・魔物に滅ぼされ、

  その後虜囚の身となり死亡。

 ・生前は、周辺諸国にもその名がとどろいたほど

  可憐なる美姫であった。

 ・国の滅亡から彼女の死亡の経緯に至るまで

  その詳細は不明。


 ・“ あの方 ” が彼女の遺伝子に関するものを保有し、

  何やら実験等に用いているようだが……?



―――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る