苦
道端の死した骸の生き様を聴く。
ざさざわと旨を傷めてふぅと拭く。
その腕に握られた模造死に画く。
イドに毒を盛る 太平の更地に
侵蝕す 雑草香のイロもそのうち剥げる時代。
寒い冬にもまだ早かろうに
砂糖麩菓子の木偶の房の
そりゃあもう おわりはじまりの
粉雪の
箔状の
灰かぶりの夜明けでした。
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