あさがお

嘘吐きね、

まったく おわらいなさい。


どうせ萎んでしまう気球でしょうに

何故 みいだして しまったのかしら


堕ちるばかりの茹だる夏の終わり目指して

嗄れるだけの懐かしい日々に向かいながら


信じていた なんて終わりがこないなんて

おもしろくもない、永遠を、

厭きるばかりの はなばなし

でも

もう直ぐに実りの秋が来るから


またね。

私は底に要るから、安心召されて

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