無限の箱庭(思考

意識は直に宇宙を駆ける、ならば

この場から

去ることも出来ず

蹴躓いた先で蠢く惨骸の

御魂が

穿つ赫かも痴れぬ。

地表を這う血筋に追い縋る 唯の

未来を魅せては

喰らう 餓鬼の有様とも

云う。

底に佇み

瞳は空を懐いて要る。

総じて縁と占める。

枷で有り

情け容赦ない

心の檻。

貴様には何色に伝染るか

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る