塵芥
壊れかけた盃を掬ってあげた君を
悪戯を指し子した二艘の囁きが憑く
我落多の嘘月が水葬されて 唯
何もかも伝わりもしない静寂
立ち尽くすオラトリオの常闇
仄影に眩んだ 私ばかり
目を惹く事も無い散りばめた誇りだから
ひとひとり美しいと浸れば好いと尚
徒花の笑みを彼方に捧げ 愚かにも躍る
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