心とは 云々.

私は誰が為のマリオネットで 唯、

好涸よかれ生まれ来たと そらは謂うか。


死海に伝染る心のまにまに、

ヒとは、

炎をみつめ懐き慄くモノだと神は哂うと。


然し其れは絵空事で在ろうと

ヒトは唄うのだから、まるで

都合の良い女みたいな者ではないか。


勝手に孕んでは産んで

逝くことなどありゃせんのに。

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