脂漏の天鵞絨

今持ってめぐりくる転覆寸前の双舟

少しお高い漆黒の残骸をくくと地に縛り、

乱雑に折り重なる脂漏の天鵞絨

空に鏤める うら若き私心が、

画材に列べると信じて疑わない。

虚ろ瞼の窖の玉虫共をただただ

球体とする∞に 衝突寸前の惑星と

ワープ出来たら素直な rocket

散弾銃で心臓を拓かれ(期待賭する。

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