永る
内から嵌み出たものを曳いてみる
ほのかげでも翳に及ばない
明い尾
私のミを捕らえ 絡みつき外れない
これはシタなのか
穢らわしい垢の着いた、
頑固な本性なのかも痴れない。
そう思えばクチも達者で
延びて縮んだ揺籃が私の棺なのでした
思いは湾曲した陽と月に柔らぎ
なして しまわれて、永る。
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