形
地下壕の虚ろ焔。
蠱毒の酒を呷り片羽の肩越しの
襖の奥や眼鏡の 畳の目地に墨を吐く
極色蛾蟲を夜に縫い浸ける
厳かなる陽に浄化を負わす陰日向か。
寒心に這う愛嬌も黴の栄えた
厚化粧の狐共を踏み脱鋳て
看よ!
愉快痛快也!
煮灼ける面に嬌声が交じ
底に銜わり手
介錯を諮る 正に夢心地に
終ぞ去ね!
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