心象フライト

先代が産み落としたハープを奏であげよう。

拙く穢らわしい手業とダミ声で駆け昇るかごめかごめの衷心で 何を滑ら化したか。

僕らは果てしなく 目隠しを施され 嘘を本音で買うて居る。

果たして君は誰であろうと ただ 母胎の塡の白樺の艷に溺れても

素の姿 巡り狂い凭れ罹るは ゆみなり。

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