葬装

巣する汚泥に面を移しオタマジャクシが堪能する事、

屡々。孵ろ還ろ(囁く雑音に唇を噛む。

ステッチは情状を縫い合わせハンケチを〆らせる

首括るには短く 喉に詰め込まれても熔けて仕舞う

手厚い或いは ビタ着いた背を剥いているよな赤い羽、

生命は逆巻きのマイマイが握る 空の奥の彷徨に今今布く贈る

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