わびしあさまし
歌を風と預け
子らの背に心だけを浮かせる祝福の羽根は、
何処へもゆけない意思となって束の間の自由を得る。
思い反しては 終末を迎えし世界を創りかえて
偽りの春の名を呼んで 塵と化した灰花と舞わす。
そこに住むシルフたちが少し悪戯をして
姿を見せることは もう何度目かの春の今
執り行う葬列の光。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます