第103,5話登場人物紹介(王国歴四二〇年五月時点)

 百話超えしたのと本編時間一年経過という区切りで現時点のおさらい感覚で読んで頂けたらと。


 漏れがありましたら申し訳ありません。





主人公陣営



・リュガ・フォン・レーワン

物語の主人公。知識スキル持ち転生者。転生前の名前は巽龍牙(たつみ りゅうが)という日本人サラリーマン。


四二〇年五月現在二十五歳。レーワン伯爵家当主兼プフラオメ王国ヴァイト州節令使。



・貴虎 真白(きとら ましろ)

異世界ではマシロと呼ばれる自称永遠の十七歳一号。薄汚れた白衣を纏ってる方。


作中におけるチートで最強枠。転移前はクロエ共々闇が深い系という以外謎。


レーワン伯爵家客分兼Aランク冒険者。



・朱雀野 黒江(すざくの くろえ)

異世界ではクロエと呼ばれる自称永遠の十七歳二号。雑なゴスロリ衣装を着ている方。


作中におけるチートで最強枠。マシロよりも更に強いので実質作中最強。転移前はマシロ共々闇が深い系という以外謎。


レーワン伯爵家客分兼Aランク冒険者。


元ネタはアレとソレを混ぜたようなやつ。二人の過去をここで端的に言うと「本編及び劇場版も済ませている状態」なやつである。



・モモ・ゲンブ


ゲンブ族族長の娘であり部族部隊の部隊長を務めている十九歳。


思慮はあるし先を見据える意欲もあるが基本蛮族的な脳筋。



・羽黒 平成(はぐろ ひらなり)

異世界ではヒラナリとだけ呼ばれる二十五歳の日本人の青年。


転移者であるが実力は大したものではない。ゲンブ族お抱え魔術師(族長の娘のお付き)兼部族部隊所属魔術師待遇。


マシロとクロエからは平成太郎と言うあだ名付けられてる良くも悪くも一般人に毛の生えた程度。



・ターロン

レーワン伯爵家に二十年以上仕える三十九歳の筋骨逞しき男。


私兵部隊兼節令使護衛部隊の隊長を務めている。元は若いながら少しは名の通った傭兵だったらしい。



・カミカリ様

リュガを転生させマシロとクロエを異世界へと送り込んだ謎の存在。


神かどうかも分からない、送った目的も明かさない。ただ馴れ馴れしい喋り方をする以外は謎。





主人公関係者(王都)


・ヒリュー・フォン・レーワン

リュガの弟。二十一歳の温和な青年貴族。妻子持ち。


現在は王都にあるレーワン家とその財産を当主代行として管理している。



・シーカ

王都の冒険者ギルドマスター。五十半ばの壮年の男。


マシロとクロエの事では利益と苦情を天秤にかけて悲喜こもごもな感情を抱いてる。



・パオマ

アラスト教の王都にある教会を取り仕切る神父。自他ともに認める不良神父だが運営能力はあるので上司に当たる司教らから王都の事を何かと任されてる。


情報屋もやっており様々な情報をリュガに販売してる。



・アイン

レーワン食料・雑貨店で働く十五歳の少年。リュガに恩義を感じてる。



・店長・副店長

レーワン食料・雑貨店で働く責任者。ヴァイト州への新たな店舗増設に頭悩ませている。





主人公関係者(ヴァイト州)



・リヒト・フォン・ロート

ロート子爵家の四代目当主。当地における商工業の元締め的存在。



・ヴァイゼ・フォン・ブラオ

ブラオ男爵家当主。メイリデ・ポルトの港町における交易と漁業の責任者。



・ヴェーク・フォン・グリューン

グリューン男爵家当主。土木建築における責任者。



・ヒュプシュ・フォン・ローザ

ローザ男爵夫人。病弱な夫に代わり冒険者ギルドと職人ギルドのマスターを兼任している。商人の家の出なので利益追及の熱意高め。



・イール・ネス・フォン・ローザ

ローザ男爵家当主。病弱な身故に妻にギルドマスターの座を譲り現在は冒険者ギルドの副マスターを務めている。



・ザオバー・フォン・ゲルプ

ゲルプ男爵家当主。農業及び林業の責任者。



・ターオ・ゲンブ

ゲンブ族族長。現在は部族連合の纏め役の一人。



・スゥ

ターオ族長の妻。モモの母親。



・ゲンブ族のフェーン、ミネロル族のザンナ、オリクト族のコ・ルヌ。

部族部隊の副隊長達。モモ不在時に代行して部隊を指揮する青年部族。



・アーベル

プフラオメ王国海軍メイリテ・ポルト方面駐留軍を統率する四十前半の男。



・サマーク

プフラオメ王国海軍メイリテ・ポルト方面駐留軍副将。





主人公関係者(冒険者)



・シン

Bクラスパーティー「ウルトラコルポ」のリーダー兼私兵部隊の一員。魔法使いながら体術も得意とする。



・ダン

Bクラスパーティー「ウルトラコルポ」の一人で私兵部隊の一員。僧侶ながら体術を得意とする。



・ゴーウ

Bクラスパーティー「ウルトラコルポ」の一人で私兵部隊の一員。槍使いだが素手での格闘もこなす。



・ゴウロウ

Cクラスパーティー「サンダーショットティーム」のリーダー兼私兵部隊の一員の剣士。



・アルズマ

Cクラスパーティー「サンダーショットティーム」の一員で私兵部隊の一員の武闘家。



・カレン

Cクラスパーティー「サンダーショットティーム」の一員で私兵部隊の一員の魔法使い。



・テレーノ

Cクラスパーティー「サンダーショットティーム」の一員で私兵部隊の一員の斥候。



・バン

Cクラスパーティー「サンダーショットティーム」の一員で私兵部隊の一員の踊り子。現在は当地における芸能関係の仕事も兼任している。



・クルド―

Dクラスパーティー「星欠ら」のリーダー兼私兵部隊の一員の大剣使い。



・シルドゥ

Dクラスパーティー「星欠ら」の一人で私兵部隊の一員の武闘家。



・ケリオン

Dクラスパーティー「星欠ら」の一人で私兵部隊の一員の剣士。



・フージ

Bランクパーティー「ドキメギメモリアルズ」のリーダー。


馬鹿だが悪い奴ではない。徒手空拳での戦いにおいてヴァイトでも指折りの喧嘩屋気質な実力者。リーゼントと言動からリュガ達らは内心で「異世界ヤンキー」呼ばわりしてる。



・ミーオ

Bランクパーティー「ドキメギメモリアルズ」の一員の女剣士。フージと幼馴染故に体格差も物とせず言い合いをしている。



・ユーイナ

Bランクパーティー「ドキメギメモリアルズ」の一員の女僧侶。フージと幼馴染だが毎度のように騒ぐ彼へ心配ばかりしている。



・ノーゾ

Bランクパーティー「ドキメギメモリアルズ」の一員のレンジャー。フージとは幼馴染だが何かトラブルあれば無駄な足掻きと自覚しつつ彼と距離をとろうとする。



・ヒイ・ロユ・キィ

Bクラスパーティー「トューハァト」のリーダーを務めていた槍使い。


元はやや自己顕示欲が高めで面倒そうな性格であったが、リュガのダンジョン探索の護衛の一件で心折れて萎れてしまう。冒険者はソロでも続ける意欲はあるが現在短期静養中。



・Bクラスパーティー「トューハァト」のメンバー

キィがリーダーを務めていた冒険者パーティー。剣士、魔法使い、弓使い、レンジャーが居たが全員ダンジョン探索の護衛の一件後に解散及び引退となる。



・ロジャー・アッシュト

Cクラス冒険者の斧使い。格闘技大会参加者。



・アダムス

Cクラス冒険者。格闘技大会参加者。



・マイケル

Cランク冒険者の剣士。格闘技大会参加者。



・ぺガル

Cランク冒険者の武闘家。格闘技大会参加者。



・ジェイソン

王都在籍のSランク冒険者パーティーの一つ「マハト・ゾルダート」のリーダーを務める重剣士。マシロとクロエに一目置いている。



・アン

Sランク冒険者パーティー「マハト・ゾルダート」の一員の女賢者。サブリーダーとしてジェイソンを補佐してる。



・トリニー

Sランク冒険者パーティー「マハト・ゾルダート」の一員のエルフで女レンジャー。



・ザック

Sランク冒険者パーティー「マハト・ゾルダート」の一員の斧使いのドワーフ。



・クランストン

Sランク冒険者パーティー「マハト・ゾルダート」の一員の僧侶。



・トミー

Sランク冒険者パーティー「マハト・ゾルダート」の一員の双刀使いのドラゴニュート。





主人公関係者(ヴァイト州その他)



・シャー・ベリン

この時代においてアナウンサーの先駆けになる予定の男。元々はとある商家で店員やっていた生粋の喋り好き。



・セルゲ・リッチ

格闘技大会参加者。商都にあるフォクス・ルナール商会に仕える歴戦の傭兵。傭兵の間では「近接殺しのリッチ」という通り名で知られている程の凄腕。



・タイガーラ・アンリ

州都の自警団の一人。虎頭の獣人。格闘技大会参加者。



・エナノ

ドワーフ。格闘技大会参加者。



・ミスロ・ディッカーマン

駐留軍の兵士。格闘技大会参加者。



・パピリオ・スミス

エルフ流護身術の使い手。格闘技大会参加者。



・フェーン

ゲンブ族の若者。格闘技大会参加者。



・ディ・フェーザ・ファンユー

希少種族のドラゴニュートで格闘技大会参加者。



・ズースルー

ドワーフ。格闘技大会参加者。



・アーチェ・ローリィ

駐留軍の兵士。格闘技大会参加者。



・リチャード・フォン・サイクロ

用心棒を生業としてる魔族の男。格闘技大会参加者。



・ロビン・ウィリー

駐留軍の兵士。兵士歴二十五年の古参兵の格闘技大会参加者。



・ブレド・ジョセフ

自称ヴァイト州在住エルフ族一の暴れん坊のエルフ。格闘技大会参加者。



・フィッシュラー

メイリテ・ポルトの漁師。格闘技大会参加者。



・ガーゼル・シィーラ

州都で肉屋を営む巨漢の魔族。第一回格闘技大会チャンピオン。



・バレド

アタク流という我流武術の使い手。格闘技大会参加者。



・パテーアル・ケリィ

弓矢より蹴り技を主体にした体術を得意とするエルフ。格闘技大会参加者。



・ラーイ・オネル

”角斬り”の異名を持つ獅子頭の獣人。格闘技大会参加者。



・アイメ・イアン

動体視力に自信あるハーフエルフ。格闘技大会参加者。



・マッケン

駐留軍の兵士。。格闘技大会参加者。



・ジャガーネル

医者をしている獣人。格闘技大会参加者。



・ウー・マ・ホス

建設業務の班長をしている馬頭の獣人。格闘技大会参加者。



・カルーピン・テーロ

グリューン男爵家に仕える大工。格闘技大会参加者。



・ゴー・リッキー

ヴァイト州でも名のある鍛冶師。格闘技大会参加者。



・マイコナル

駐留軍の兵士。格闘技大会参加者。



・ハリス・ジョーン

駐留軍騎兵部隊所属。格闘技大会参加者。



・部族部隊のザンナ、冒険者のディス、ドワーフのゴルドー

負傷者発生に備え万が一にと予備選から繰り上げで控え枠に入った選手達。





王国・勇者陣営



・勇 英雄(いさみ ひでお)

召喚されてきた十六歳(王国歴四二〇年五月時点で十七歳となった)日本人の男子高校生。


勇者として日々修行に明け暮れており、間近にやってくる地獄をなんとなく肌に感じつつ戸惑いや迷いを抱きながら日々を過ごしている。


人の好さが他より強い以外は可もなく不可もなくで生まれ育った平凡な人間。英雄として無理矢理作り上げられていく悲運非業(予定)の勇者。



・レギーナ・フォン・エクエス

元王宮騎士団第一部隊長であり現在は勇者護衛騎士団の第一団長を務める姫騎士。残念美人なチョロイン気質その1.年齢は十九歳。



・トレラン・ティア・シーカーリウス

元王宮騎士団第二部隊長兼対魔人部隊長であり現在は勇者護衛騎士団第二団長を務める女対魔人。残念美人なチョロイン気質その2.年齢は十九歳。



・グレイス・フォン・ホリネス

元アラスト教会公認聖女であり現在は勇者護衛騎士団第三団長を務める元悪役令嬢な聖女。残念美人なチョロイン気質その3.年齢は十九歳。



・ディクシア・フォン・ラーイト

勇者護衛騎士団の一員。十八歳になる陽キャ気質の青年。勇 英雄の友人となる。



・アリステラー・フォン・レフト

勇者護衛騎士団の一員。通称アリス。今年十七歳になる女騎士。ディクシアとは恋人同士で彼と共に勇 英雄の友人となる。



・バナーレ・フォン・ラント・プフラオメ

プフラオメ王国二十三代目国王。悪人ではないが暗愚寄りの凡庸な男。無難に王を務めあげてることに物足りなさを感じ出している。



・グルーミ・フォン・ボースハフト

長年プフラオメ王国宰相の座に居る侯爵。無能ではないが選民意識や古き慣習への拘りが強く変革を好まない旧弊側の人間。



・ウノトレス

伯爵。フィッシェ州節令使を務めていたが四一九年の夏に引退の意向を示す。見栄張り気質は一部で有名な男。



・フリーエン

壮年の将軍。ヴァッサーマン州節令使。地元農民の蜂起やそれに生じた賊の跋扈に苦慮している。



・スターベン

老年の将軍。ヴィッター州節令使。無能ではないが老齢からくる頑固さが統治に問題を生じさせかねないでいる。



・マルト―

クレープス州節令使を務めてる将軍。北部の数年来続く凶作とそれに伴う農民反乱の対応に苦慮してるが王都に報告せず州内で揉み消そうと躍起になっている。



・グリージョ

齢七十にもなる老伯爵。前任のヴァイト州節令使。生来のものと年齢からくるものが合わさって覇気も意欲も欠乏した老人。





その他



・アラスト教原理派司教(ヴァイト州責任者)

不潔の塊かつ独善と偏見に凝り固まった非寛容な人物。ある発言がマシロとクロエの逆鱗に触れその日の夜に惨殺される。



・コッワ族族長とフエールサ族族長

西部の大山脈にある人数の多い二大部族。数を頼んで横暴を働いてたが討伐され両者共戦死。



・マオス

ヴァッサーマン州のピーノ県を根拠地にして暴れてる賊の首魁。現在二〇〇前後の手下を抱えてる。

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