第36話あ、ありのまま今起こった事を話すぜ! 仕事終わったら仕事のこと考えてた。何を言ってるかry

 翌日、俺は日常業務消化へ忙殺されていた。


 昨日は入浴も済ませた後はまだ日が落ちてないうちにベッドに潜り込んで爆睡したので、いつもの朝の時間に自然と目が覚めたものの寝起きは悪くはなかった。


 俺以外の参加者はまだ休暇中。マシロとクロエはいつもの事ながら好き勝手にしている。なので恐らく俺ぐらいだろう帰宅して早々仕事に取り掛かってるのも。


 転生前の俺はそこまで仕事人間ではなかった筈だけど、やはり高い地位とやらなくてはいけない案件同時に抱えたら意識も変わるもんなのかな?


 いやまぁそもそもあれだ。基本的に大体の仕事は各部署で処理されてるので俺の指示や決済必要なものなんぞ日に二、三件。しかし十日もあればそれなりの量になってるわけよ。


 判子捺したりサイン書いたりと秒で終わるわけでなく、ちゃんと書類に目を通したり意見を聞いたうえで決断下すわけだからそこに至るまでの長さ加えたらそれだけで一日余裕で終わるわ。


 重要なポストだけあって節令使というのは多忙な方であるが、では歴代の節令使はどうしてたかといえば、八割以上は俺のような勤勉さなどなかった。


 大体の奴らは自分の連れてきた側近にほぼぶん投げて最後に判を捺すだけという体たらく。悪い方だと判子やサインすらも代理にさせて視察という名目で外出して遊びまわってたとか。


 ヴァイト州節令使なんかも辺境のド田舎であまり目が行き届かないのを良い事に放任気味であった。


 州全土が無秩序や深刻な腐敗の土地とまで行かなかったのは、地元貴族ズが睨み効かせてたのもあるけど、節令使自身が州都庁やその近辺からあまり離れずに居たので一応の抑止力とはなっていたからだ。


 節令使の威令が残ってたとか最低限の使命感があったというより、娯楽や遊びまわる場所が少なかったから動かなかっただけであるが。


 とにかくも今までがそうだったので傍からみれば俺は仕事中毒者に見えてるらしく、都庁勤めの役人らが顔色を窺いつつかなり控えめで遠回しな表現で長期休暇を勧めてきた事は一度ならずあった。


 休みたいのは山々だけどそれは俺が打てる手を全て打ってからだと決めてるしねぇ。


 まだ赴任して半年も経過してないんだから寧ろスタートが大事なときに夏休み冬休みとか悠長な事言ってられないのよ。


 というか君らだけで出来ない案件もあるんだから可能な限り俺がやらんと駄目でしょ今はさ。


 まぁそういうのぶっちゃける訳にはいかんので「卿らの心遣い感謝する。しかしこの地を良くする為に私はすべきことしてるだけだ」と我ながら気取った台詞でけむに巻くのであった。


 勤勉の甲斐もあって十日分の決済案件をなんとかその日のうちにほぼ片付けた事は自画自賛してやりたい。


 けれども溜めこんでた書類仕事を片付けただけで毎日のように発生するお仕事は明日もやってくる。


 加えて明日はリヒトさんらとお話する予定も控えてる。


 戦勝と和約への祝辞の挨拶という名目であるけどそれで終わるわけがない彼らのお仕事的に関して。


 俺も要塞化許可下りたので早く話を切り出したいと思ってたのでそれは別に構わない。でも明日は割と長く話し込みそうなの考えると他の仕事は翌日に回すとかせにゃならんかもなぁ。


 明日の面子もだけど、割と長く有名無実化してた大山脈付近が一応の安全地帯となったことで、今後地元の商人らが目の色変えて押しかけてきそうだな。


 こういう応対も当面は俺が一手に引き受けないと駄目だから仕事量という意味では如何なものかな俺。


 とか思いつつ、自室にて冷めた料理でボッチ飯を決めるのであった。


 温めなおさせて食べるのも面倒と思うぐらいに忙しいってのもそれはそれでヤバイよね。完全に深夜に帰宅して売れ残ってたコンビニ飯を温めずにもそもそ食べてるサラリーマンじゃんよ。


 あ、明日から気を付けるから……。





 翌日。身だしなみ的なのとメンタルリセット的な理由で朝風呂に浸かった俺は風呂上りと夏の暑さによって生じてる汗を拭いながら本日の業務を行っていた。


 昼から面会なので午前のうちに済ませられる範囲で済ましておきたい。つーか昨晩の自分ヤバイを少し自覚したんで今日は話し合い終わったらオフにしたい。


 書類と睨めっこしてる俺の傍でマシロとクロエは欠伸を噛み殺しつつポーカーなどして遊んでいた。十日遠出した分補う勢いでぐだってんなこいつら。


「一年半近く見物してるけど進んで苦労背負い込んでばっかよねーリュガって。そんな調子だと目的達成する前に過労死すんじゃない?そんなオチの為に転生させられたとか草も生えないわー」


「お褒めの言葉ありがとうよ。でもしゃーないだろ俺がやらないと話が進まない事ばっかなんだからよ」


「くくく、社畜の安寧、虚偽の休暇。苦労を進んで追い求めしイェーガー」


「うっせこれみよかしに人の目の前で遊んでる奴らの分際で」


 軽口にそう応じつつ俺は目を通した書類に問題点がないことを確認して自分の意見を添えてサインする。それを処理済用の書類入れに放り込んで次の一枚を手に取る。


 庭のどっかで蝉かなんかの虫が音高く鳴いている。日本人的には夏の風情感じさせるものだが、さてここの世界だとこういうのどう思われてるんだっけか。


 仕事と無縁な事を考えつつもなんとか手持ちの書類を片付け、各部署の役人呼びつけて書類入れから各々の案件のやつを取り出させていく。


 恐縮しつつ退室する役人らを見送り俺はデスクに置いてあったコップを手に取り中身の温い水を飲み干す。


 ようやく一段落したので軽い溜息を吐きつつ背もたれに身を預けた。そんな俺の様子を見てマシロが喉を鳴らして笑う。


「早く夏終わんねーかなとか思ってるんでしょう?幾ら知識チート持ちの転生者様でも季節は変えられないもんねー」


「うーん半分外れだ。この世界、まだ温暖化云々で酷暑な地球と違ってなんとか耐えれる温度だからな。それよか本格的な冬になれば活動範囲狭まるから夏から秋にかけてどこまでやれるか見極めのが大事だ。働き手らがこの暑さでどこまでやってくれるものやら」


「……いやクソ真面目かよ」


「……くくく、救いがたきワーカーホリックなオーバードライブ。労苦の蝕みの自業自得なる罪の鎖」


「えっ、なんだよ。なんか変な事言ったか俺」


 俺は為政者として何より安全確保したい個人として当たり前のことを言った筈なのにマシロとクロエに呆れたような顔され割とガチトーンでツッコミされた。


 なんか納得し難いので何か言い返してやろうかと思案してると、ドアの外から見張り役のターロンが声をかけてきた。


「坊ちゃん、お客さんらが来たようですぞ」


「……もうそんな時間か。忙しいと時間経つの早いもんだな」


「御三方の話聞いてましたが、私も坊ちゃん少し休息されたがよろしいと思いますがねそう感じる程となれば」


「あーそうだな今日はこれ終わったら休むからしっかり警護頼むわ」


 俺はハンカチで顔や首の汗を拭いながら席から立ち上がった。






 応接室へ顔を出すと久方ぶりに顔を合わす地元貴族の面々らが居た。


 正確に言えばヴァイゼさん以外の四人が居た。


 何故かと言えばブラオ男爵家は州都に邸宅構えてるとはいえ、海の男であるから基本的には港町の方へ居る事が多い。ここ何回かはたまたま運よく居た方なのだ。


 残る面々は内地での商売メインなので遠出することもあれど大体は州都やその近辺に居る事が多いので、こうして俺が戻ってきた翌日にはこうして顔を出してこれるわけだ。


「おおレーワン伯ご無沙汰しております。此度の西方部族との戦における勝利おめでとうございます」


 リヒトさんがそう言って会釈すると他三人もそれに倣い軽く頭を下げてくる。俺も型通りの返礼の言葉なぞ述べつつ頭を下げ返す。


 一応この地における役人側のトップと地元の有力者な面々の話し合いなのでこの程度の形式は誰が見てるわけではないがやるのが礼儀というもの。


 挨拶を終え、俺が椅子に腰を下ろすや早速リヒトさんが口を開いた。


「勝利と和約の件は耳にしております。しかし昨日今日の事なので結果のみ。ですので、差し支えなければ伯爵から詳細を伺いたく思いますが」


「そうですな。これからの話をする前に現状把握してもらいたいですしね」


 そして俺は四人に出陣から和約成立までの事を話せる範囲で話した。


 何かと助けて貰う相手なんだから何でも話したらどうだ?いや地元有力者だからって流石に王都の面々より詳細知るのはどうかという役人根性ぐらい働くわ少なくとも今は。


 けれども俺の語った内容だけでも四人にとって熱心に拝聴する価値があったらしい。語り終えると四人で小声で何か相談し始めた。おそらく誰から質問するかの順番決めだろうけど。


 差ほど時間がかかることなく四人は順番を決めたらしい。まずこの地のギルドマスターを務めるヒュプシュさんが控えめに挙手した。


「伯爵殿のお話であの県の南西部、更に言えば部族の勢力範囲にどのような魔物が居たか改めて確認出来ました。まぁ欲を言えばあの二人に少しでも素材取ってきて欲しかったですわね大群が攻めてきたお話聞きますと」


「あー、まぁ今回は冒険者より私の客分としての立場を優先したという事で勘弁願いたい」


「えぇ承知しておりますわ。ですがそれはそれとして冒険者として登録されてる以上は一度はこちらへ顔を出してクエストの一つもやってくださるよう頼んでくれたら嬉しいのですが」


「ははっ、あーいや、まぁギルドマスターとしては当然なお気持ちでありますな」


 率直な感想に俺は苦笑を浮かべつつ頭を掻いた。


 忘れがちだし本人らも思い出した時にしか活動しなくなったけど、あの二人新進気鋭のBクラス冒険者だったよね。


 ヴァイト州の冒険者ギルド在籍人数はそれなりに居る。しかしランクで言うならBが二組居るぐらいで後はそれ以下のランクばかり。


 しかも遠方からSやAが来ることもほぼ無い。記録だと四十年前に一か月滞在したAクラスが居たという。Sに至ってはほぼ百年前の開拓時代に様子見で数日来訪したぐらいだとか。


 こんな感じなので、俺が同行させてきた私兵部隊の冒険者らも彼女的にはありがたいのだが、なによりマシロとクロエはその気になればAどころかSも目指せる可能性秘めてる実力者ともなれば男爵夫人にも欲が出る。


 いやつーか、王都に居た頃に普通にAやSが戦うような魔物をスナック感覚で虐殺しては王都のギルドマスターの歓喜と困惑の混ざった表現し難い顔させてたんだけどね。ランク上がるか上がらないかの段階でギルドに顔出さなくなっただけだしねアイツら。


 自分の代でヴァイト州を根拠地にしてくれるSクラス冒険者が誕生。


 その国の中央にある冒険者ギルド本部はともかく、地方に支部として置かれてるギルドにとってそれは一種の生きた勲章、ステータスともなるのだ。ヴァイト州みたいなとこだと猶更その肩書は輝くという者。


 おまけにそういう実力者が様々な魔物駆り立てて素材バンバン持ち込んでくれば嬉しい悲鳴もあげっぱなしというもの。


 男爵夫人としては今までとこれからの埋め合わせ的な考えもあってかグイグイ押してくる。俺も俺で仕事依頼しっぱなしという弱みがあるのでただただ転生前のジャパニーズサラリーマンスマイルを浮かべて言葉を濁すしかなかった。


 どうせもうちょい腰を落ち着けられたら王都に居た頃のように勝手に顔を出すだろうけど、さてあいつら冒険者今後もやるのかねぇ?


 内心疑問に思ってる最中でもヒュプシュさんが熱心に語り掛けてくる。


「ツアオ平原一帯もですが、西方部族の方々と友好的になれたということは彼らを案内役として大山脈の方へ足を踏み入れられる。今まで然したる交流もなかった故に未踏の地であった場所へも行けるとなれば、クエストの質量の増加も見込めますわ」


「そうなれば他の州を根拠地にしてる冒険者も出向いてくるかもしれないと?」


「そうですわ。昨今は高ランクでも自分の根拠地にしてる場所近辺でしか活動しなくなってきてるとはいえ、まだまだ命知らずな行動力の持ち主は大勢いますことよ。そこで得る物次第では更に呼び込める見込みもあることでしょう」


「然り然り。魔物だけではなく、天然資源や部族の人らの糧をはじめとする物産等もモノによっては各地で希少品となれるやもしれません」


 彼女の右隣に座っていたザオバーさんが勝るとも劣らない熱心さで口を挟んできた。


「なにせヴァイトの地に代々住まう私らでも戦う以外で接触が少なかったとなれば、王都や商都の者らは蛮族という印象以外ないでしょう。寧ろその辺りを良い狙い目として売り込めば、まずは物好きが飛びついてくるのは確実です」


「ははぁ確かにそうでしょうな」


「レーワン伯、無礼を承知で言わせてもらいますと『でしょうな』でなく『そうなのです』よ。好事家らが買い求めてそれを気に入れば周囲に自慢する。その自慢を聞いた者らが興味本位で手を伸ばす。そしてその中から更に喧伝する者が出てきてという流れを作れるということは早々ないのですぞ」


「う、うむ。い、言われてみればそうですな。男爵らのご意見ごもっともです」


 どちらかといえばメンバーの中で最年少故にやや控えめなとこのあるザオバーさんにしては珍しく前のめり気味だ。それだけ今回の西方安定は久方ぶりのお金の匂いのする事柄なのだろう。


 古今東西どんな世界でも一定数珍品迷品集めるマニアは居るだろうし、魔法関係者なんかは科学者的側面もあるから新素材になりそうなものはとりあえず確保しようとするだろうな。


 売りに出せば売れる。評判が良くなれば更に売れる。


 子供でも分かる単純明快なものだがそんな流れを作るのは中々難しい。が、今回のケースでいうならある程度勝ちが約束されているのでこの理屈は変ではない。


 貴族という肩書をぶら下げた根っからの商人な面々にとっては、商機であり勝機ともいえるのだろうな。


 リーダー格故に自制を効かせてるリヒトさんと、何もしなくても土木建築関係の仕事が死ぬほど舞い込んできて余裕あるヴェークさんが黙ってる分二人の熱烈という名の圧が凄い。


 あれこれもっともらしい事を言ってるけど、極端に言えば「いつ頃西方部族との交易や大山脈方面の通行許可下りますか」というわけだ。


 気持ちは分からんでもないので欲深いとは思わない。それにどうせすぐにでも切り出すつもりだったのが勢いに押されてタイミングズレただけだ。


 俺は片手で二人を宥める仕草をとりつつ軽く咳払いをする。


「皆様の言い分ごもっとも。今からその辺りに関してお伝え致しますが、まず最初に言っておきたいのが年内には行うという以外のお約束は致しかねるということです」


「ふむ、それはそうでしょうな。戦が終わってまだ一週間も経過してないのですから事故処理含めて間を置かないと色々な保障されないわけで」


 リヒトさんの言を聞いてヒュプシュさんとザオバーさんもやや残念そうな顔しつつも無言で頷いていた。


 助け船的発言に感謝しつつ俺は言葉を続ける。


「まず部族側も全てがこちら側になったわけではなく、敵対勢力も大打撃を与えたのであって殲滅したわけではないのです。なので安全面を考えて大山脈への入山に関しては当面は少人数にて調査目的のみとさせて頂きます」


「調査というと、鉱物などの資源関係ですか?」


「それもありますし、改めて西方部族に関する資料作成の為の学術目的もあります。あちらの事も知っていかなければ今後の交流も捗りませんから」


「確かにロクに素性分からぬ相手との商売は不安ですな。お上との書類上の和約以外に依るべきものがない現状では民間としては勇気が入りそうで」


「それはあちらも同じ事。なのである程度お互いを知っていくまでは踏み込んでいく所を弁えるのが礼儀というものです」


「まぁしばらくは人手も有り余ってるわけでもないので西へ人員送り込むのも限度がありますからな。私はそれで構わないですぞ」


 ヴェークさんがいの一番に賛同の声を上げると他の三人も続いて首肯した。


「それはそれとして、交流の場も兼ねて試験的に商いはやりたいと思っておりまして……」


 俺が彼らに語ったのは次の通りのこと。


 大山脈の麓に交易所を設ける。


 最初は官主体で取り仕切るが、軌道に乗ったら民間に権限委譲していく。


 その委譲先には地元貴族五家及び地元の商人ら百家限定とする。他州や他国の商人の介入は例外なく許可を出さない。


 百家限定であるが、権利料として州側に月々金貨三十枚を支払うこと。規模の大小に関わらず犯罪に携わる非合法組織との繋がりがないことの二点を最低限の参加条件とする。


 部族側をあくまで対等な取引相手として接すること。搾取や無知に付け込んだ悪質な買い叩きなどが発覚した場合は即日参加権利剥奪。場合によっては駐留軍による武力介入も行う。


 逆に部族側になんらかの問題があった場合は速やかに近隣の駐屯地に報告することも併せて明記する。


 リヒトさんらには以上の事をとりあえずという前置きを添えて説明した。


 経済活動という点では地元のみでの独占は百年後二百年後ぐらいには腐敗と停滞の温床になるだろう。独占の半永続化というのは利権意識を高めさせて不正を不正と言えなくするものだ。


 俺がその点を考えなかったわけではない。けれどもそんな先々の事まで考えてる余裕なぞないから正直知らんがなという感想だ。


 一州を一国ばりに自己完結可能な地域にするにはまず開発を進めないとならん。他が中世で燻ってる最中で近代ぐらいにまでのし上がるぐらいの。


 それにはまずお金がいるし産業を大いに盛り上がらせていけないと駄目だ。


 まずは稼ぐ。人も金も動かせる範囲で動かして良い意味で循環促していくのが先決。


 なにせ着任半年も経ってないので打てる手は限られてるしどれも即効性ではないのだから悠長なことも言ってられないわけですよ。


 しかも交易所も建設せにゃならんし、それと並行して部族側の人間の迎え入れ準備もせにゃならんしで言う程にはすぐさまやれないぐらい仕事が多い。


 彼らを大いに頼りつつも責任者としてはどんどん積みあがっていく案件は苦笑というより引き攣り笑い浮かべそうですわー。


 交易所の話に目を輝かせて語り合ってる四人を見つつ、俺は暑さと喋りすぎて乾いた喉を潤すために程よく冷めた茶を飲むのであった。

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