ギルガメシュ叙事詩という原点に戻る


ファンタジーの世界は、もはや当たり前すぎて新鮮味が無い。

それが夢の世界だったのは、私が小学生のときまで。

そう、まだパソコンもネットもメールも携帯電話もCDもDVDもTVゲームも何も無かったあの時代まで。

今は、異世界、地底と天空、呪文、伝説の武器と防具、魔獣、召喚、幻想都市なんて、当たり前のように転がっている。

何も無かったあの時代からずっと時代の流れを見ているからわかるけど、SF小説や映画、そういう内容のコミックは当時からあった……、だが一般化したのはTVゲームの普及とRPG(1986年発売されたドラゴンクエスト)が原因だろうな。

当時は、セーブをして続きからまた始めるという概念すら無いから、一度始めたらクリアするまでぶっ通しで何十時間もやるという、学校でクラスメートに指摘されるまでそういう方式のゲームだというのが全くわからないありさま。

私だけじゃなく、ほぼ全ての国民が。

まぁ、ゲーム機もソフトも借り物だったし、こっちは家族崩壊でそれどころじゃなかったけど……。

ゲームと触れ合ったのは中学生のときから自死ダイブを図るまでの約20年間。

決してゲーマーではない、知識として知っている程度……。

結局、5000年前に編纂が始まった人類最古の文学作品「ギルガメシュ叙事詩」の内容に、ファンタジーを重ね合わせるという原点に戻ったわ。

今の私と、エンキドゥが死んでからのギルガメシュの心の動きが随分と似ていると感じるのはそのためか?

肝心なギルガメシュの最期が諸説ありすぎてよくわからないというのが、余計にね。

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