「Honesty」

今日 ようやく手にできたもの

ようやく1ヶ月半ぶりで深紅のバインダーを開く

「彼」と話をしようと有休をとった午後

今回の葛藤を見直そうと思った


自分の「名」を選択して1年

去年の秋からずっと気持ちが低迷している

「ま」印的なものが手につかない 上手くいかない

ずっと遠ざけて ずっと離れて

耐えられなくなって 今回の件につながる


見直さなければならなかったのは自分に正直でなかったこと

省みなければならなかったのは 自分の心

会いに行くための

すべての条件はそろっていた

こわいくらいにそろっていた

ただ「ひとつ」を除いて

それが 自分の心 だったんだ

いろいろあったからこそ 正直にならなければならなかった

いろいろあったからこそ 素直にならなければならなかった

わたしは一人ですべてをしようとしていたのかもしれない

だから 歪みができたのか…


最後に示された2つのルーン

「ダガズ」と「ソウェイル」

両方とも光や太陽に関わるルーン

眺めているうちにこの2つの文字が蛇に見えてきて驚いた

ウロボロスのように8の字を描く「ダガズ」と

空に昇っていく竜の姿のような「ソウェイル」


「彼」が示してくれたその時を楽しみにしながら

また 生きていこう 

急がずに…

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