「The First Anniversary of His Death」

去年の今頃は 「自分」が「自分」じゃなかった

原因も分からずに ただただ苦しい日々を過ごしていた

体調的にも 精神的にも

毎日を気力で必死にやり過ごすだけ

一番底の底まで追いつめられていた気がする

自分の「内」に問うても何も思い浮かばず 何も出ず

手に残るルーンだけを頼りにしていた

そんななかでわかった「事実」…だったな

そんななかで起こった「現実」…だったな


キッチンで灯すろうそくに また龍が昇る

今まで 右側に昇ることが多かったけれど

今は 左側に

去年 祖父が亡くなってからの感じに似ている

右側ではなく 左側に昇る龍

何を意味しているのだろう?

予感? それとも警告?


もうすぐ…一周忌

違った意味でも一周忌

その日を迎えるまで 

私は何を思い 何を考えるのだろう?

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