「The First Anniversary of His Death」
去年の今頃は 「自分」が「自分」じゃなかった
原因も分からずに ただただ苦しい日々を過ごしていた
体調的にも 精神的にも
毎日を気力で必死にやり過ごすだけ
一番底の底まで追いつめられていた気がする
自分の「内」に問うても何も思い浮かばず 何も出ず
手に残るルーンだけを頼りにしていた
そんななかでわかった「事実」…だったな
そんななかで起こった「現実」…だったな
キッチンで灯すろうそくに また龍が昇る
今まで 右側に昇ることが多かったけれど
今は 左側に
去年 祖父が亡くなってからの感じに似ている
右側ではなく 左側に昇る龍
何を意味しているのだろう?
予感? それとも警告?
もうすぐ…一周忌
違った意味でも一周忌
その日を迎えるまで
私は何を思い 何を考えるのだろう?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます