「Risk」


覚悟して始めたはずなのに

くじけそうになる

覚悟してこの「道」に入ったはずなのに

嫌になる

「つらいこともあるのかもしれない…」

自分でそう日記に書いていたはずなのに

こういうことがわかっていたはずなのに

どうにもならなくて「道」に迷っている

どうにもならない暗闇のなかにいる

自分の「別名」を呪文のように唱えながら

ひなよなと日々を過ごす

わたしは何者なのか思い出せるように


5週間ぶりに深紅のバインダーを開く

そんな時間が 昨日ふいに訪れた

「彼」が見るに見かねたのかもしれない

聞きたいことは山のようにあるけれど

今回の件と「十三夜」のことを聞いてみた


急激すぎた変化からわたしを護るための感覚の遮断

状況が要求するものに順応していく強さを持つこと

経験や技術ではなく 心が感じるその可能性を信じること

そして

起こる出来事はすべて「運命」であるけれども

絶対ではないし 強制ではない

「道」を決めるのはわたし自身に他ならない…と

そう告げた


1年前と同じ状況に陥らないためにも

自分の「足」で「ここ」に立たなくては

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