「Milestone」
「ママはママだよ。 僕は僕。」
そう言った「あなた」
わたしにはわたしの役割が
「あなた」には「あなた」の役割がある
根源は同じなのかもしれないけれど
まったく違った存在なのだと
ずっと わたしのそばにいてくれる
ずっと わたしの心を映してくれる
鏡…
「あなた」に映し出されたわたしの姿は
去年の今頃 それ以前に比べれば
幾分はっきりしたのかもしれないけれど
まだまだ 輪郭も中身もぼやけている
「少しずつでいいから心の準備をしていって」
そう言った「あなた」
状況的には分岐点にさしかかっているのかもしれない
わたしのなかに 形を成そうとしている「均衡の中心」
「あなた」からの言葉が具体的になってきている気がする
「あなた」が伝えたがっているたくさんの言葉のなかに
とても大切なことが隠されているような気がしてならない
もっと 時間がほしい…「あなた」と話す時間が
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます