「Milestone」

「ママはママだよ。 僕は僕。」


そう言った「あなた」

わたしにはわたしの役割が

「あなた」には「あなた」の役割がある

根源は同じなのかもしれないけれど

まったく違った存在なのだと

ずっと わたしのそばにいてくれる

ずっと わたしの心を映してくれる

鏡…

「あなた」に映し出されたわたしの姿は

去年の今頃 それ以前に比べれば

幾分はっきりしたのかもしれないけれど

まだまだ 輪郭も中身もぼやけている


「少しずつでいいから心の準備をしていって」


そう言った「あなた」

状況的には分岐点にさしかかっているのかもしれない

わたしのなかに 形を成そうとしている「均衡の中心」

「あなた」からの言葉が具体的になってきている気がする

「あなた」が伝えたがっているたくさんの言葉のなかに

とても大切なことが隠されているような気がしてならない


もっと 時間がほしい…「あなた」と話す時間が

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