「Autumn Love」

雲ひとつない闇空

気温はまだ20度

真っ暗な空に浮かぶ上弦の月

虫の音が聞こえ 

風が心地よい9月の夜空

ほんの少し澄んだ天空に輝くいつもの星たち

月の向かいには赤い星

互いを見つめるふたつ星

ほんのひととき 共に過ごし

名残を惜しむように離れていく

ゆっくりと ゆっくりと

彼女が地平に没するまで見つめている

ただただ静かに見つめ続ける

あと1週間も逢瀬を続ければ

仲秋の名月が空に昇る


秋を迎えるんだなぁ

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