「It Has Snapped」
夜 眠ろうとしていた矢先 左腕を挙げると
何かに引っかかった気がして
(引っかかるような突起物はこのブレスレットにはないのに)
音をたてて ブレスレットが切れた
暗闇の中で飛び散った純銀とタンザナイトのパーツ
自分の顔にも胸にも腕にもパーツが降りそそぐ
前回 切れたのは2月末
あれから半年も経っていない
あまりにも何度も切れてその部分をつないで修理していたので
今回はワイヤーそのものを新しいものに取り替えてもらっていたはずなのに
また こうも簡単に切れてしまうとは…
一昨日から左胸の下 左脇が差し込むように痛い
どこかにぶつけたわけでもなく
何か無理な運動をしたわけでもない
とにかく痛い
左側であることがとても気にかかる
今までの経験上 左側が霊的に弱い
だからブレスレットをしているのだ
それが 音をたてて切れた…
不思議ついでにもうひとつ
このところの日課で 夕方 ろうそくを灯しながら夕食を作る
その融けたろうが毎日のように上へ上へ昇っていく
龍が空へ昇るように 形がつくられる
高さはまちまちだが最高2~3cm
一体何を暗示しているのだろう?
あるいは何の関係もないのかもしれない
けれどひとつの事実としてあるのは8月12日が盆の入り
今年は新盆であるということ
ブレスレットが切れた日はその1週間前であったということ
何か伝えたいことでもあるのだろうか?
何か忘れていることでもあるのだろうか?
それとも何かに気づいてほしいのだろうか?
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