「Augoeides」

この場所に束縛されていても

手を伸ばして空を見上げることはできる

この場所に縛りつけられていても

2本の足で立って考えることはできる

状況的に自由にはなれなくても

精神的に自由でいたい

この場所がいまのわたしにとって「均衡の中心」でも

いつか

本当の意味での「均衡の中心」を見つけられるように

そう思いながらこの場所にいる


左手をそっと右肩に置くと

その手にもうひとつの「手」が重なっている

いつもここにいてくれる「彼」

わたしの右側にいてくれる「彼」

わたしを護ってくれている「彼」

「彼」と一緒にわたしはどこまで行けるのだろう

「彼」と一緒にわたしはどこまででも行けるのだろうか

『あなたはわたしのAugoeidesなの?』と問うと

「ソウェイル」を返してくれた「彼」

わたしもその答えに驚くことなく妙に納得した

笑っている「彼」がそばにいる

わたしもひと月前よりは笑っていられるようになった

ありがとう…

みんなあなたのおかげだね

わたしがこんなふうに考えられるようになったのも

みんなあなたのおかげだね

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