「Hopeless」
ひとは手に入れられないものを手に入れようとする
望んでも自分のものにはならないものを切望する
愛されたいと泣き
愛したいと叫ぶ
たとえそれが
道からはずれるものだとしても
ひとにはどんなに望んでもかなわない夢がある
どんなに夢見てもつかめない想いがある
たどりつけない場所へたどりつこうともがき
ついに たどりついた場所ですら
それが現実だと気づかずに壊してしまう
壊した夢のかけらが砂になって手の中に残る
粉々になった想いがさらさらと足元に滑り落ちる
それを握りしめて進むしかない
それを踏みしめて進むしかない
自分で夢をかき集めて再び思い出せる
その日まで
自分で想いをかき集めて再び形を成せる
その日まで
ひとの愚かさに嘆き
ひととの関係に疲れ
かなわないと知りつつ
報われないと知りながら
それでも いつか
その いつかを信じて…
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