諦めないという苦行

できることなら

もう何もせずにいたい

何に挑戦することも

試すこともなく

ただ何もしないで

どこでもない場所で

眠っていたい


諦めない

そんなことを

意識したことはない

諦めない事

挑み続ける事

それは自然と

僕が自らに課した

絶対だ


いつかは

諦める時が

来るかもしれない

挑みたくても

少しも体が動かない

少しも頭が働かない

そんな時が

やってくるかもしれない

その可能性は

ゼロじゃない


でも

最後の最後まで

僕は諦めないだろう

どれだけ苦しくても

自分に

諦める事を

許さないだろう


それが

生きている

生きていたい

と思える

唯一の手がかりだから

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