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目次
集団という書き割り
徒党を組んで
規則ができて
常識が生まれる
その集団に混ざっていれば
絶対の原則
絶対の倫理さえも
意味を失う
集団の原則
集団の倫理
機能する限りでは
無敵だろう
一人ではない
多数の力で
少数をいいように
支配できる
そんな汚れた集団を背景にして
いったいどんな舞台が
演じられる？
観客をよく見てみれば良い
みんな白けて
お前達を見ているぞ
心の奥で
薄ら笑いを浮かべて
その一方で
力一杯に
賞賛の拍手を送っている
形だけの演劇が
それほどのお望みなら
いつまで踊っていれば良い
どこかの集団が
新しい原理を使った時
その下品な演劇は
本当の下品になって
誰も相手にしなくなるだろうから
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