青春の終わりと始まり

夢を描いて

失った

もう希望を持てなくて

体から力が抜けた

僕は何者でもない

人間失格の

ただのガラクタか


それでも日々は続く

手応えのない

虚無が頻繁に

顔を覗かせる世界

そんな

味気ない

色のない世界で

不意にそれと出会った


挑戦したい

自分もまた

足を踏み出して

この手に掴みたいものが

目の前に

まさに漂うように

やってきた


最初は必死ではなかった

諦めが心を支配して

まだ迷って

まだ怯えていた


それから

挑戦は

僕の中に一つの世界を作った

特別に素晴らしくはないけど

僕は満足している

そしてその世界を

今もまだ書き換えている

より新しい形へと


これが

新しい夢にして

新しい青春

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