泡立つ空気
言葉が
気配が
空気を激しく
撹拌する
思考の連続
発想の深度が
ごちゃごちゃになって
何も分からなくなる
邪魔をしないでくれ
この僕だけの世界の
遠くの暗闇の中にある
何か
何とは言えない
しかしあると確信している
何かに向けて
かすかに注いでいる
光の筋が
乱れてしまう
照らし出せそうだった何か
その何かに通じるはずの
光を向ける先すらも
分からなくなってしまう
空気が濁る
無数の気泡が
停滞して
何も見えない
努力が
全て無駄になる錯覚
必死の思いで
何も見えない場所に
それでも光を向けた
何も見えないとしても
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